【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹
こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
毎週月曜更新予定 (*^^)v
今回は、はるか離れた東北で開催されているサイエンスカフェのお話です。
長期ボランティアとして東北に行っているメンバーが、
東北大学のサイエンスカフェに行ってきた、というのでその時の話を教えてもらいました。
いいアイデアがあれば、伊丹にいただきです(^_-)-☆
会場・前
定員は70名
カフェ伊丹の定員が普通20名ちょっとなのでその3倍です。
って思ったら、
普段は金曜日の夜に「せんだいメディアテーク」という街中の
100人はいる会場でするんだとか。
すごすぎ(+o+)
会場・右
1)
「3.11あの時深海で何が起こったのか~自身の根源を探る。地球深部探査船「ちきゅう」のたび」(1)全体説明と
JAMSTECの4人のゲストがそれぞれ約10分ずつ説明。別の一人が質問役。これで実際は約1時間。
(2)15分ほどは各テーブルにゲストが配置されゲストへの質問。
(3)残り15分でそれぞれのテーブルの討議状況を説明。
参加者は、40台以上の男性を中心に、子ども4、5人とその母親もおられたとか。
ゲスト4名呼んで、後半各テーブルに入ってもらってディスカッション、っていいですね。伊丹でもやってみたいです。
お財布とそうだんしつつ・・・(#^.^#)
霧箱
2)
国際リニアコライダー計画とヒッグス粒子~北上山地で迫る宇宙誕生のなぞ」
(1)ゲストの説明が40分ほどあり
(2)その後質疑が30分ほど、
(3)各テーブルに用意された霧箱で、アルファ粒子の飛跡を確認。
(4)そして霧箱の作り方の説明。
「ILCを北上山地に持ってくるための宣伝色が強かった」。
・・・って、
ILCって、ものすごく小さな素粒子を見るための全長30kmの直線状加速器ですよね。
ILCのホームページ には『宇宙初期に迫る高エネルギーの反応を作り出すことによって、宇宙創成の謎、時間と空間の謎、質量の謎に迫ります。』とあります。
日本はもともとに素粒子物理学が得意な国ですが、誘致できたらこれはとんでもなくすごい(*^。^*)
サイエンスカフェで大事なのは、飲み物とおやつです(*^^)v
何を、どのタイミングで、どのようにサービスするか。
運営側も頭をひねるところです。
ここでは、後ろにコーヒーサーバーがあり、自由に飲める様になっていたとか。なるほどね~そういう方法もあるんですね。
お菓子は無し・・・あら残念。。
参加無料・・・うっわぁ~それはとんでもなくお得 (^o^)丿
東北大学でのサイエンスカフェは、これだけでなくいろいろなところで小規模に行われ、理学部(理学研究科)でも
10人規模のサイエンスカフェが行われているんだとか。
情報が入ったらまた報告しますね。
■サイエンスカフェ伊丹■
2008年より伊丹市内で1~2か月に1度、「サイエンスカフェ」という、研究者の話を聞きながら気軽に議論を楽しめる場を提供しています。2012年より中高生やその保護者の方に理系進路のおもしろさを伝える企画も始めました。
ラスタホールを活動拠点とする市民団体です。
サイエンスカフェ伊丹ホームページ<
http://cafeitami.web.fc2.com/>