地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、伊丹市ポータル「いたみん」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

伊丹市ポータル「いたみん」

街の小ネタ byチャリンコ営業マン

伊丹の美味しい台柿愛でてみました^^

柿衞文庫の柿と同じ台柿は伊丹の誇れるもの!!

2013/11/11

やっと寒くなってきましたね。 チャリンコこいでいるからあまり寒さを感じないチャリンコIです。
伊丹で変わった柿があるというのでもらいにいってまいりました^^
伊丹のとある場所です。
伊丹のとある場所です。
いつもよくいろいろなところで会うおっちゃんから「台柿という柿があるけど一緒に採りにいけへん?」といわれたので一緒に行ってもらってきました!

台柿って??
実の上部が台状に盛上がっている形状にちなみ、この名に命名されたのでは?という話もあるとのこと。
ある人は「仏様の台(うてな)のよう」と言われたとか。
高枝切りバサミをうまい具合に使う、よく会うおっちゃん。
高枝切りバサミをうまい具合に使う、よく会うおっちゃん。
この、とある場所はあまり人には言えないそうですが、2種類の台柿と夏みかん・甘柿・かりんなどたくさんの果物がありました。

高枝切りバサミを使っている人を初めてみたチャリンコIはとってもうれしかったですね^^ 「買う人いるんや~」って^^
かりんもたくさん!
かりんもたくさん!
夏みかんもたくさん!
夏みかんもたくさん!

この形がとても珍しいですよね。<br>柔かく赤く熟したら渋くなく美味しく食べられるそうです。
この形がとても珍しいですよね。
柔かく赤く熟したら渋くなく美味しく食べられるそうです。
この台柿は柿衞文庫の柿と同じ台柿で、かなりの老木で江戸?のものといわれいるそうです。
台柿を取りに行くときは、鑑賞する目的なので、姿の良い・色の良い・立派な物を見つけると、必ず実を持たずに枝を持って採るように指示されたそうです。そして1~2個の実を、枝を持って大事に持って帰って愛でるそうです。(柿についた白い粉に、指紋が付けば興ざめするので、このことを気にされてました)
床の間に飾り、掛け軸をそれ用に設え、知り合いの方たちと皆で、煎茶を点てられて、楽しまれるとのこと。
たくさんもらっちゃいました^^
たくさんもらっちゃいました^^
柿衞文庫の名になった、岡田利兵衞翁が、自分の俳号にされるほど、こよなく愛された台柿は、美味しかっただけではなく、このような鑑賞の仕方をされて、愛され・楽しまれたのではないでしょうか?とのこと。
このような少し細長い品種もございました。
このような少し細長い品種もございました。
これぐらい熟れると美味しそうなにおいがしていました。
これぐらい熟れると美味しそうなにおいがしていました。
台柿とは、「伊丹市史に台柿は中国原産であり、わが国では稀有と記され、植物学の泰斗/牧野富太郎博士が昭和10年ごろ岡田家の柿を調査して、稀少品種であることを指摘し、柿の生命は300年であるが、この樹はそれ以上の老樹であるとされた。」との記載も有るそうです。伊丹の誇れるものではないでしょうか?
来年もお手伝いしますので是非お願いします!!