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ひろがれ・ぴよのわ
シルバーパワーで全ての子どもに保育を! みどり保育園
 こんにちは!ぴよです。 伊丹市には、頼れる子育て施設やとりくみ、子育てに優しいお店がたくさん。 気になっているけど、どんなスポットなの?どうしたら利用できるの? どんな方が、どんな想いで運営されているの? もっと知りたい!そして生まれたのがこのページです。 “子育てだって楽しまなきゃ!”をモットーにぴよが突撃インタビュー。 伊丹で育った親子、最近伊丹にすみ始めた親子、そしてこれから伊丹に来る親子、伊丹で子育て中の全ての方へのささやかな「応援メッセージ」になるとうれしいな。
子育て中の悩みの一つに、子連れではいけない行事や仕事があるとき、ちょっとリフレッシュしたいとき、子どもを預ける場所探しがありますよね。 それに、預ける間、子どもが安心して楽しく過ごしてくれる場所を選びたい。 伊丹市には、保育士さんと一緒におじいちゃん、おばあちゃんが子どもを保育をしてくれる保育園があります。 シルバー人材センターが運営するみどり保育園は、市立伊丹病院の院内保育所の機能を引き継いで平成20年10月にフルオープンしました。 それから、3年、みどり保育園で子どもたちがどのように過ごしているのか、どんな取り組みをされているのかシルバー人材センター 参与の藤田康夫さんと、園長で育児支援コーディネーターの川野恵さんにお話を伺いました。
みどり保育園の玄関
藤田さん(左)と川野さん
--みどり保育園の特徴を教えてください! みどり保育園は、伊丹市シルバー人材センターが運営する認可外保育施設です。 ○市立伊丹病院の院内保育所の機能をそのままに、一般の子どもたちも受け入れていること ○保護者の事情(仕事や介護の有無)によらず、誰でも預けられること ○シルバー会員(以下シルバーさん)が、保育士のお手伝いをしてくれること ○延長保育(〜20:30)、一時預りや休日保育、体験保育をしていること が特徴です。 保護者にとっては、いつでも子どもを預けられる場所、子どもにとっては、担任の先生と、おじいちゃん、おばあちゃんが一緒に見守ってくれる保育所という感じでしょうか? http://www.eonet.ne.jp/~itamimidori/
お友達と一緒だと楽しいね♪
--子どもたちはどのように1日を過ごすのですか?
伊丹市の認可保育所と同じように過ごしています。 年齢によって過ごし方は異なりますが、午前中に製作やお歌、お遊戯など年齢別保育をして、給食、お昼寝、おやつ、自由遊びという流れです。 担任の保育士が年間・月間計画をたてて年齢別に保育をしています。
夏にはみんなでプール遊び
そのほかにお散歩や園外保育、お誕生会や運動会、発表会、卒園式と様々な行事を行なっています。 給食やおやつも、市内の公立保育所と同じメニューで調理しているんですよ。 園庭がないので、すぐそばにある桃寿園(老人ホーム)のお庭をお借りして外遊びをしています。 昆陽池公園も近いのでお散歩にもよく出かけますよ。
大好きな外遊び、桃寿園とも交流しているよ
--シルバーさんはどんなことをされているのですか?
保育サポートや、調理、用務や管理を担当します。 保育は、クラス担任のサポートと、一時保育などにあたります。 現役保育士だけでも国の基準(ある年齢の子どもを保育するのに必要な保育士の数)は満たしているのですがシルバーさんが担任の保育士のサポートをしてくださっていて助かっています。 たとえば、子どもたちがとっても楽しみにしている給食の時間、保育士にとっては慌ただしい時間でもあります。 早く食べ終わって遊びたい子がいれば、こぼしてしまう子、食べ終わると眠くなってしまい泣き出してしまう子、様々です。 そんな時、シルバーさんが、汚れた床などの掃除をさっと済ませたり、ぐずってしまった子を抱きしめたりすることで、保育士は安心してほかの子供たちの保育にあたれます。
調理にもシルバーさんが大活躍☆ 園で育てたお野菜が出ることも!
保育所の前では、シルバーさん中心に、お花はもちろん、ミニトマトや茄子、きゅうりなどの野菜も園児と育てています。 収穫したお野菜は少しずつでも園児全員でいただきます。 自分たちで育てたお野菜だと、苦手だったものも美味しく感じるようですね。 お餅つきなど昔ながらの行事もシルバーさんが材料や道具の準備から、つき方まで完全サポートしてくださいます。 子育て経験をいかしたアドバイスや、お迎えの時のちょっとした交流など、保護者の方からもシルバーさんの存在に心が安らぎ助かっているという声があります。
畳のお部屋でゆったり遊ぶ時間もほっとするね!
--毎日来ている子と、一時預りの子、体験保育の子、色んなお友達がいて、工夫されていることはありますか?
そうですね。初めて保育所に来たお子さんの中には、年齢にもよりますが、寂しくて泣いてしまう子も多いですよね。 そんな時はシルバーさん中心に、サポートします。 同じ年齢のクラスで一緒に過ごす子もいれば、慣れるまで、シルバーさんと過ごす子もいます。 シルバーさんの勤務時間には制約もあるのですが、子どもにとっては、心を許したシルバーさんが途中で居なくなってしまうと不安になります。 ですので、できるだけ子どもの不安が減らせるよう中途半端な時間に担当のシルバーさんが交代しないよう心がけてシフトを組んでいます。
☆ぴよチェック・1 守衛の渡辺さん。 園の出入りはシルバーさんがしっかりチェック☆ 名札もあるから安心だね!
--それだと安心ですね。
一時預かりのお友達も、クラスのお友達と一緒にすごし、園の行事にも参加しています。 新しいお友達を見つけると、在園の子どもたちがすぐに声をかけてくれるようになりました。 保護者の方々からも、同じ年齢の子とちょっとした集団生活が出来てよかったとか、おじいちゃん、おばあちゃんに子どもをあずけているみたいで安心という声もいただいていてほっとしています。 あとは、一時預りや体験保育など、園に出入りする保護者も多いです。 ですので、全ての保護者に名札をお渡しし、園への出入りはシルバーの守衛さんがきっちり管理するようにしています。
☆ぴよチェック・2 フォトフレームで一日の様子が見られるよ☆
--どんな思いでみどり保育園をオープンされたのですか?
(藤田さん)子どもをあずけたくても保育所に入れないという声を多く耳にしてきました。 認可保育所を選択すると、保護者の就労など、「保育に欠ける」厳しい入所条件が必要になります。 それで、「認可外保育施設」を選択しました。 伊丹市も待機児童が多いので、仕事をしたくても、子どもを預かってくれる場所もなく、仕事を探すこともままならない状況です。 また保育所に子どもを預けていても、急な残業があったり、休日に用事が出来たとき、子どもをあずけられる場所が少ないです。 伊丹市で子育て中の方々のそんな不安、「保育の隙間」を埋められる保育所にしたかった。
☆ぴよチェック・3 親子で保育体験できる体験保育も大好評☆
「認可外」では運営側が自由に保育メニューを選択できるため、一時保育、休日保育、体験保育やあそびのひろばなど行なっています。 年末年始も希望があれば保育しますし、延長保育も20時半まで実施しています。 私たちは、保護者が保育を希望している全ての子どもを受け入れたかったのです。
☆ぴよチェック・4 みどり保育園で保育体験 ○体験保育 1ヶ月、同年齢の子供たちと一緒に集団生活を体験します。 ○あそびのひろば 保護者とお子さんが、保育園児と一緒に自由遊びや、製作、行事、給食などを体験するものです。 ※どちらも園にお問い合わせを!
あそびのひろばで親子共通のお友達もできるかも!
どの保育メニューもたくさんの方に利用いただいていて、ほかにもやりたいことがいっぱいあるのですが、園の広さにも限りがあるので、みどり保育園でも待機児童が出てしまっていることに心を痛めています。 年の近いお友達と過ごす機会は、子どもにとっても、保護者にとってもかけがえのない機会になると思います。 また、みどり保育園には、若い保育士からベテランの保育士、さらにシルバーさんと様々な年齢の職員がいます。 子供たちは大きな家族のように安心して過ごせる場所でありたいと願っています。
みんなでスカイパークに行ったよ☆
--伊丹市で子育て中の方へメッセージをお願いします
(川野さん)お母さんたちからも、困っていることや、望んでいることをどんどん発信して欲しいです。 保育を必要とするお母さんのニーズに、私たちは少しでも多くの方々の力になっていけたらと思っています。 心配なことは保育士に気軽に相談して欲しいですし、親子で保育を体験できる日もありますので、是非園に遊びに来てくださいね! 親子共通のお友達作りにもなりますよ!
順風満帆のように思っていたみどり保育園ですが、認可外保育施設を選択したため、行政の支援がなく、 収入は保育料だけで運営しなければならないので赤字が続いているそう。 今は、シルバー事業全体でその赤字をカバーしながらなんとか運営されているそうです。
お母さん達の「あったら助かるな」をサポートし続けるみどり保育園は、伊丹市の子育ての強い味方☆ 福祉は利益を出すのは難しいので、行政のサポートで、みどり保育園のような施設も増えれば助かるなと思います。 こどもへの愛情は多ければ多いほどいいと言われます。 保育士、そしてシルバーのおじいちゃんおばあちゃんの保育をたくさんの伊丹っ子達が体験してすこやかに育って欲しいと、ぴよは思いました。
<取材協力> 伊保連(いほれん) 伊丹市の保育を考える連絡会 伊丹市の公立保育所保護者会を中心によりよい保育の実現を目指しています。 保護者、市民などで情報交換し交流を深めています。 ☆ぴよのわ原稿料の一部で、子育てを楽しんでもらえるよう、おもちゃの寄贈をはじめました。 2008年度:「むっくむっくルーム」に手押し車2台を寄贈しました。(写真上左) 2009年度:「伊丹市立中央公民館」にカラフルバスを寄贈しました。(写真上右) 2011年度:「伊丹市立図書館西分室」に絵本のぬいぐるみを寄贈しました。(写真下)
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