上田政子さんは1926年、島根県生まれ。
1944年に松江日赤看護学校を卒業後、軍属として中国戦線・南京陸軍病院に配属され、日本軍傷病兵の看護に従事し、そこで戦争の悲惨さを目撃、体験しました。

敗戦後、上海からの引き揚げ船で帰国し、ナホトカや大連からの引き揚げ船での看護活動や、国立舞鶴病院で勤務。その後、国立ハンセン病療養所長島愛生園（岡山県）に看護婦として勤務しました。

1981年に退職後、郷里の松江に帰り、主にハンセン病関係の啓発活動を行って現在に至っています。

2007年、61年ぶりの南京訪問を機に、中国での経験を語り始めました。

今回の講演会は「上田政子さんとお出会いする会」として有志が企画しました。新しい出会いがあればいいなと願っています。また親密で心がホッとするような集いであれば。

[開催日]
2008/9/28
14:00〜17:00

[場所]
市立中央公民館

[費用]
資料代500円

[備考]
手話通訳あり

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