街の小ネタ byチャリンコ営業マン
柿衞文庫の柿と同じ台柿を高枝切りばさみでとりました!!
2014/11/04
朝晩冷えてきましたね。ということは柿の季節です。そんな秋の毎日が楽しいチャリンコIです。
今年の台柿も立派な台がございましたよ。
今年もそこら辺りでよく会うおっちゃんに、
「今年も台柿を採りにいくけどいけへん?」
とありがたい言葉をいただいたので、場所は言えない伊丹のとある場所へ厚かましくも行ってまいりました!
今年は台柿があまりなっていないとのこと(去年頑張って採りすぎたからかな?)。
ところで台柿って??(
去年の記事から抜粋)
実の上部が台状に盛上がっている形状にちなみ、この名に命名されたのでは?という話もあるとのこと。
ある人は「仏様の台(うてな)のよう」と言われたとか。また、「伊丹市史に台柿は中国原産であり、わが国では稀有と記され、植物学の泰斗/牧野富太郎博士が昭和10年ごろ岡田家の柿を調査して、稀少品種であることを指摘し、柿の生命は300年であるが、この樹はそれ以上の老樹であるとされた。」との記載も有るそうです。
伊丹の誇れるものではないでしょうか?
高枝切りばさみをこんなに器用に扱う人は今までみたことがございません! プロです!
前回と違い今回は、甘柿がたくさん、普通の渋柿もたくさんなっていました。
渋柿は、11月16日の朝マルシェで吊るし柿にするそうです。
気になる方は朝マルシェへ行って見てください!!
美味しい柿が食べれるかも^^
こちらの渋柿は吊るし柿にすると美味しいとのことです^^
こちらの甘柿はたくさんなっていたので、鳥さんの分を残してほとんど採っちゃいました。
いろとりどりの柿はどれも美味しそう^^
今回は4個しか採れなかった台柿は、柿衞文庫の柿と同じ台柿で、かなりの老木で江戸?のものといわれいるそうです。
この台柿は鑑賞目的なので、姿の良い・色の良い・立派な物を見つけると、必ず実を持たずに枝を持って採るように指示されたそうです。そして1~2個の実を枝を持って大事に持って帰って床の間に飾り、掛け軸をそれ用に設え、知り合いの方たちと皆で、煎茶を点てられて愛でるそうです。
枝を持って帰るのは柿についた白い粉に、指紋が付けば興ざめするのからとのこと、大変貴重な柿ですね。
そんな貴重な台柿を今年も愛でることができて、今年もあと少し! さらに頑張ろうと思ったチャリンコIでした。。。