平成29年11月21日（火曜日）パレス連合自治会パレスdeサロン「東リ歴史散策」が開催されました。以下、主催者からのレポートです。

爽やかな秋晴れの中、徒歩で現地に向かいました。正門と隣の猪名野笹原旧跡スポットで写真を撮ってから会議室で郷土史研究家の森本さんのセミナーを受講。テーマは「由多加織の創始者～寺西家と乃木希典～歴史はすぐ傍らにあり」。50枚のスライドを見ながら日露戦争の頃の世界情勢や由多加織の歴史、乃木将軍と東リ・伊丹市との関わり、明治時代の伊丹市での陸軍大演習などについて説明を聴きました。

そのあとは敷地内の散策。はじめに伊丹市景観重要建造物に指定されている旧本館事務所を見学。渡邊節（わたなべせつ）設計の大正モダンを感じさせる建物でした。続いて笹原稲荷を見学。竹林や鯉のいる池もあり紅葉がとても綺麗でした。その横には乃木大将の胸像が。想像していたより小ぶりでしたが威厳が醸し出され、彫刻家渡辺長男（わたなべおさお）の作品で現存する貴重なものとのこと。それから少し歩いて黄金塚古墳を見学。1000枚の黄金瓦が埋蔵されているとの言い伝えがありますがいまだ掘り出した人はいないそうです。

見学後は社員食堂へ。来客用に作ってくださったお弁当を美味しくいただきました。
私たちのマンションから真東によく見える東リ。ここがこんなに歴史スポット満載だったとは！初めて足を踏み入れた人も多く新しい発見の連続で楽しいひと時を過ごすことができました。お世話になったみなさま大変親切にしていただきありがとうございました。