平成28年1月に、「安全・安心見守りカメラ」と「ビーコン受信器」からなる安全・安心見守りネットワークの第 1号機器を図書館「ことば蔵」に設置してから5年が経過しました。
市内全域に整備されている1,200箇所の安全・安心見守りネットワーク、専用スマートフォンアプリをインストールした市民ボランティアによる見守りに加え、今年1月には市バス(全車両93台)や市内全小学校の児童くらぶのスマートフォンにアプリをインストールした受信器を設置し、市民の見守りを強化しています。
これらにより街頭犯罪の抑制や、子どもおよび高齢者の見守りに着実に効果が出ています。
【街頭犯罪認知件数】
2014年 1,812 件 → 2020年 609件 66.4%減少
(特にひったくりや車上ねらいなどの犯罪が約 80%減少)
【まちなかミマモルメによる発見事案】
令和3年3月8日、豊中伊丹 99 号線伊丹市側空港下トンネル付近にてビーコン発信器を持った認知症の男性が行方不明となり、まちなかミマモルメの通過履歴をもとに捜索していたところ、伊丹市と豊中市の市境で履歴がなくなった。
しかし、今年 1 月より運用を開始した移動式受信器を搭載した伊丹市バスにより、市域外においても検知することが可能となったため、トンネル内で男性の発信器を検知し、無事男性を発見することができた。
都市交通部交通政策室都市安全企画課
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