伊丹市人材育成基本方針では、職員の人材育成の理念や具体的方策を体系的に取りまとめており、能力開発をはじめとする人材育成に係る全ての活動の根幹をなす指針として、各種計画の上位に位置づけています。

平成23年からの伊丹市総合計画（第5次）を踏まえて、伊丹市人材育成基本方針（平成23年度版）では、「真の協働社会の仕組みづくりに必要な能力を身に付けること」を基本目標におき、様々な方策に取り組んできました。

策定から10年が経過し、本市を取り巻く環境は大きく変化しました。国全体では、本格的な人口減少社会を迎え、従来業務の見直しや標準化が求められるほか、新型コロナウイルス感染症の影響で社会のデジタル化が加速するなど、社会情勢の変化への対応が求められています。

また、「伊丹市総合計画（第5次）」は令和2年度を最終の年度としており、令和3年度かからは新たな伊丹のまちづくりに向けた「伊丹市総合計画（第6次）」がスタートしています。
新たな総合計画は、「人の絆 まちの輝き 未来へつなぐ 伊丹」を基本理念とし、令和10年までに人口20万都市を目指すことを目標に掲げ、これからのまちづくりに取り組んでいくこととされています。

このような状況を踏まえ、時代の変化に的確に対応できる人材の育成を目指すために、人材育成基本方針を改訂します。

令和3年7月作成

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