チャンプ本は若山美月さんのおすすめ本「おやすみラフマニノフ」

「おやすみラフマニノフ」（中山七里著/宝島社）

音大生の主人公は、秋の演奏会で第1ヴァイオリンの主席奏者の座を勝ち取り、練習に励んでいた。しかし、演奏会で使う時価2億円のチェロが、完全密室の部屋の中から盗まれてしまう。不安と動揺が広がり、次第にまとまらなくなっていくオーケストラ。はたして演奏会は成功するのか。チェロを盗んだ犯人は誰なのか…。

チャンプに選ばれた若山さんは「初めてラフマニノフの曲を聴いたとき、何てかっこいい曲なんだろうと思い大好きになった。そのラフマニノフがテーマで、また自分もピアノを弾くので、主人公にとても共感できた。音楽に詳しくない人でも楽しめる本なので、ぜひ読んでみてほしい」と話していました。

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