文部科学省では、公民館やその他公民館と同等の社会教育活動を行う施設のうち、特に事業内容・方法等に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献していると認められるものを優良公民館として文部科学大臣が表彰しています。
　この度、第72回（令和元年度）優良公民館表彰が発表され、本市の伊丹市立北部学習センター（きららホール）が表彰を受けることになりました。

　北部学習センター（きららホール）は、公民館的機能・図書館機能、親子や児童・生徒が集える児童館的機能を併せ持つ複合型の生涯学習施設として、平成16年（2004年）に開館しました。
　開館以来、指定管理者としてセンターの管理運営に携わっている「特定非営利活動法人まちづくりステーションきらめき」は、センター設置時の地域懇話会メンバーを中心に設立され、地域に密着した事業を展開しています。
　センターでは「出会いの花咲く学びの場」をテーマに運営され、地域のニーズを生かした講座を年間約1,400回開催するとともに「きらら親子運動会」「頑張るママへご褒美フェスタ」「百人一首大会」「いきいきシルバーの集い」など幅広い年齢層に向けたイベントを開催しています。なかでも、地元の中高生や地域のボランティアと協力して行う「きらら夏祭り」は、親子が１日楽しむ地域行事として好評を博しています。
　日頃から多くの利用者で賑わい、年間利用者数が約44万人にのぼる同センターは、市北部において学校・家庭・地域が交流する「人づくり、つながりづくり、地域づくり」の重要な拠点となっており、本市の生涯学習の推進に多大な貢献を果たしています。