やっと緊急事態が解除され、待ちに待った通常授業が始まりました

子供達は心なしか、以前よりも活発になっていて、素読の声も大きく、問いかけに対する反応も早い

ずっとおうちで退屈してたのだろうことが想像できます

この日は、先日【国語works広島】さんの国語教室で知った、佐藤一斎の言葉を中心に読みました

佐藤一斎は、武士の子息たちの学びの場であり、東大の源流でもある【昌平坂学問所】の塾長を務めたほどの方

指導者のための指針の書とされた【言志四録】は、吉田松蔭や西郷隆盛にも大きな影響を与えたそうです

今のような世の中で生きていくための指針となるような言葉を教えていただいたので、この日はそれを三つ素読しました

私の最近のお気に入り【学問のすすめ】と、五月の別称、そして、令和から弘化までの元号も合わせて素読。

元号に関しては、三回ほど素読しただけで、翌週には全部覚えていた子が二人もいました

素読、すごい

その後の全体学習では、国語カードの絵を見て、主語と述語だけを書くことに挑戦

述語には三種類あることを確認し、三つの文を作って貰いました

幼い頃から、主語と述語を意識し、文の骨格がわかるようになれば、あとは言葉をどんどん付け足していくことで、豊かな表現になったり、相手に伝わりやすい文章になったりします

何より、他の教科の問題の意味を理解できるようになっていきます

家族間の会話の機会が減り、子供の言うことを聞き流したり、逆にいつまでも耳を傾けたりする大人が増え、子供への質問を代弁して伝える大人が常に傍らにいる現代では、国語は勝手にできて当たり前ではないのです。

当教室の国語部門では、
【素読】
【書写】
【暗唱】
【作文】
を通じて、子供たちが楽しみながら国語力を高めていけるよう、指導しています

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