今回は、【高学年になって急に理解が深まる子】について

ある水曜日の高学年中心レッスンで、いつも通り私が主導でゲームを進めた後、６年生のO先生にハングマンを進めて貰いました

というのも、その前の週に私がリーダーで進めたところ、Oくんの理解が飛び抜けていて、他の子の考える余地もないほど、あっさりと答えに辿り着いてしまったからです

ちなみにOくんは、







の時点で答を予測し、次のアルファベットmで確信を得ました

ハングマンは、最初何か分からない単語又は文章の文字数だけが示され、そこにアルファベットをはめ込んでいき、何を表しているかを当てるゲーム

必要のないアルファベットを選んでしまうと、10筆ぐらいでかける絵のパーツが１つずつ描かれていき、絵が完成したら挑戦者の負け、絵が完成するまでにお題が分かったら挑戦者の勝ちとなります

BBカードの文章からお題を出すのですが、年齢層がバラバラの中で一緒にやるうちに、the と a ぐらいの場所はすぐに判別できるようになっていきます

参加メンバーは、なんとかO先生に勝とうと頑張って、センテンスがわかったときには、みんなが『あ〜それか〜〜〜』と大盛り上がり



このように、BBカードの活動を続けていると、ある時、子供たちの中でそれまでの何かがつながる瞬間があるようで、それまで無意味にリピートされていた英文が、魂が籠ったような感じに響いてくることがあります。

そうなると、後は勝手にどんどん理解が進んでいきます

過去形を使いこなしたり、助動詞の後ろを原形に戻したり、はたまた、自分の言いたいことに応じて単語を拾ってきて英文を作り上げたり

それまでのただ遊んでいるだけで、英語力がついてるかどうかも微妙な時期が嘘のように、あっという間に、その時はやってきます

そう、意味なくリピートしている時期があるからこそ、気付きが生まれ、普段の生活と結びつき、言葉として機能し始めるのです

それが【英語の土台】と呼ばれるもの。

逆に、この土台がなければ、覚醒したかのような、こんな目覚ましい成長は見込めない

BBカードで英語を習得するには時間がかかります
でも、最終的に【使える英語】を身に付けるという面では、他の英語学習システムよりも健全に、英語以外の能力も身に付けながら成長できるという点で、よっぽど優れていると実感しています



高学年で英語嫌いになる前に、英語を楽しみながら習得しつつ、子供達の基本的な能力も確実に向上させるBBカードで、英語大好きな状態を築いておきませんか？

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