先日、野球をやっているご家庭と面談をしましたが、息子がプレーしていた時代と何も変わっていないと残念な気持ちになりました

私は、息子が学童野球にいる頃に
『こうした方が良い』
『野球とはこうだ』
『甲子園に行くにはどうだ』等、
散々、色々な話を聞きましたが、
恐ろしいことにそのほとんどの話は間違っていたのです

勉強も同じで、
『この教育法が良い』とか、
『あの教室は伸ばしてくれる』など、
いろんな話を聞きました

良い講師の定義、
良い学習の条件、
育児で大切なことなどなど、
皆さん、すごく研究熱心で、専門家のような話ぶりでした

今、息子は22歳、娘は19歳になりました。
当時を今振り返ると、あの時の話には何の根拠もなかったということがよくわかります
そのことに、怒りを超えて恐怖すら感じています

野球も勉強も全て、
どこを見て、どれくらいの期間で正解を出したいのかで
大きく変わってくると思います。

社会へ出てから自分の能力を存分に発揮できる事が、
私は重要だと思っています[[pict;a420]

また、仕事を苦行と修行のイメージで
40年ほど我慢するという感覚では
未来に希望を持てません

出来るだけ給料の高い楽な仕事をしたいと考える事こそ
私は不幸だと思います

教育の正解は非常に難しいと感じますが、
そもそも正解を出そうというのが違うのだとも思います。

逆に、間違いを見つけるのは簡単だと感じます

楽をしたい、苦労をしたくないと言う考えは
まず大きな間違いだと思います。

歳をとってくれば衰える一方で、能力は下がるだけですが、
培った経験と知恵があります
これをいかに蓄えるかで社会に必要とされるかどうかが決まると思います

しかし、学生時代から妥協と諦めの選択をしてきた学生が、社会へ出て経験と知恵を蓄えられるかと問われれば、
無理でしょうと断言します

間違いの選択例はまだまだありますが、
一番言いたいのは、
途中結果すら出ていない人の根拠の無い話を間に受けないで欲しいという事です。

多くの人が根拠も検証も実証も何もない、噂をあたかも経験して見てきたかのように語ります

その現象が何も変わっていないのです

勝手教育、もっと言うなら、
学力、偏差値、学歴に全勢力を注いでいた父兄が、子供達が社会に出た今、
アルツハイマーを疑ってしまうほど主張が変わっています。

その現実を、皆さんは見るべきなんです

野球も勉強も何もかも、想定している期間内で結果が出た人に話を聞くべきです
小中学校まで優秀だった子、たくさん知ってます。
その多くの子が、途中経過も出ていないデマに騙されてダメになっていきました
悲しい事です


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