今回は、大学入試説明会第２回です。
前回お話しした、受験方式の多様化をうけて、今回は

近年の大学受験動向の変化について

お話しします。

受験方式の多様化は、入試動向にも大きな変化をもたらしました。
一般入試のスケジュールに大きな変化はありませんが、
拡大を続けているＡＯ入試が、受験生の動向に大きく影響しているのです。

それはどういうことでしょうか。

一般入試のスケジュールでみると、

センター試験・・・1月中旬
私立大一般入試・・・１月末～２月中旬（前期）
国公立大２次試験・・・２月末（前期）、３月上旬（後期）

になりますから、受験生は受験のピークをこの時期に持ってくればいいでしょう。

ところが、ＡＯ入試に目を向けてみると、大学ごとに受験日程がバラバラなのです。
一応、９月初旬出願開始、９月末から10月初旬に試験、が多いという傾向はありますが、早いところでは７月に出願開始するところもあります。
こうなると、一般入試とＡＯ入試の両にらみが非常に厳しいことになります。

なぜでしょうか。

また項を改めて詳しくお話ししたいと思いますが、ＡＯ入試と一般入試では、対策が大きく異なります。
一般入試のために各科目の基礎力をつけ、大学別の対策準備に本腰を入れるべき夏休みの時期、
ＡＯ入試を考える人にとっては、「志望理由書や自分の取り組みたいことの整理、まとめ、小論文や面接の練習」に時間をかけなければなりません。
両にらみが全く不可能とまでは言いませんが、全く違う内容の勉強を同時並行で行うのは容易ではありません（難関大学を目指しているならなおさら）。

ですので、大学受験を考える皆さんにとっては、早い段階で「自分はＡＯでいく、一般入試でいく」をある程度決め切ってしまう必要が出てきます。
受験戦略が非常に重要になってきているのです。
前回もお話ししましたが、ＡＯ入試は拡大を続けていて、年々ウェイトが高まっています。
自分に向いている入試方式は何か。


それを一緒に見つけられるのも、個別指導の強みだと考えています。
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一緒に最高の結果を見つけられるように頑張りましょう！

次回は「一般入試のピークの持って行き方」をテーマにお話ししようと思います。


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