前回、今年と昨年の伊丹・尼崎　高校別の合格実績のまとめを記しました


今回は受験全般の各校の特性と

そこから読み取ることができる近年の傾向をクレデュの視点でお伝えしたいと思います





クレデュの総合的な考え

1.　大阪公立大はそれほど難化しなかった

大阪公立大は今年度より、市大と府大が合併し、神戸大のレベルに肉薄すると言われていましたが、前評判が高すぎたのか、実質的に倍率もそれほど伸びず、平穏に終わりました。今後も注視する必要がありますが、大阪公立大は大阪市立大レベルという考えで問題ないかと思います。



2.各校、最も合格者が多い近大。まずは近大が受験校の前提

稲園高のレベルでも、近大が最多の合格者　276名もいるということは、近大の受験生のレベルは決して低くないとお考えください。稲園レベルの生徒が大挙して受験にくるという実態をご理解ください。「産近甲龍くらいには合格したいな」という方は、稲園生が最も多いのがその産近甲龍というのを意識してもらって頑張りましょう。



3.　理系に衝撃！大阪工業大＋摂南大の合格者の多さ

　理系にも一言。県伊丹の合格者、昨年と同様に大工大＋摂南大で110名ですが、実は昨年は稲園高も両大学合計118名です。尼北はなんと摂南大だけで76名です。（もちろん理系の人数が少ないということもありますが。）摂南大はほぼ理系しかいませんが、産近甲龍では滑り止めにならず、それより下の大阪工業大や、摂南大まで各高校受験している現状があります。理系にとっても「産近甲龍くらいはうかる」と安易に考えるのは危険です。


4.私立の定員厳格終了

先日、文部科学省より来年度の入試より定員の厳格化の引き締め（目的は、人気校への偏りを是正するため。）の手法の変更がでました。詳細は避けますが、この4年間続いてきた定員厳格が、「終わる」という認識で結構かと思います。この4年間は定員引き締めのせいで、合格者が少なく、定員を満たし超えないように、補欠合格と繰り上げ合格がかなり多いという状態が続きました。これは受験生にとっては例えば関学では3/28に合格通知がくる、（その1週間後に入学式。）というようなことがあり、それ以外の大学に入学金及び授業料まで振り込んでいた状態で関学が繰り上がるといったことが多くありました。これでは、受験生にとっては最後まで自分の進学先がわからないといったことにつながり、また保護者の皆様には入学金や授業料の二重負担などの問題もありました。そこで、若干方針転換ということです。これは受験生にとっては従来補欠合格だったレベルでも合格通知をもらえるということとなります。（しかし厳しさは変わらないと考えます。）





以上が、各高校の大学合格実績から読み取るクレデュの分析でした



CRedu新伊丹：072-783-4100

CRedu武庫之荘：072-772-0172

CRedu稲野：072-779-7155



《個別指導塾は合格実績で選ぶ》を掲げ
伊丹・尼崎随一の合格実績を誇る個別指導塾
年　教室実績
┊尼崎北高から大阪大
┊報徳学園高から大阪大
┊稲園高から神戸大
┊尼崎北高から大阪公立大
┊その他公立高校から関関同立名合格


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