こなし切れていない用事を粛々とやっつけて行っています。




今日はお香典返しの商品決めをしています。




昨日の記事では葬儀にまつわる数日間の

お布施の話しをしましたが、

今日はその後の話しをします。




葬儀当日お骨あげのお勤めと同時に

初七日法要も済ませましたので




その次にお勤めを戴くのは「二七日」（ふたなのか）です。

その二七日から七七日（なななのか）の四十九日（しじゅうくにち）

いわゆる満中陰法要（まんちゅういんほうよう）までの期間を中陰と言い

毎週、七日毎にお坊さんにお参りをして戴きます。

関東では「七日参り」と言って、亡くなった日を入れて数えて

七日目から毎週のお勤めが始まりますが

関西では「逮夜参り」（たいやまいり）と言われるように

関東より一日早いお参りになります。




判りやすく言うと

お葬儀の時にお通夜があったように

七日参りの度にお通夜があり、

昔は２日間に渡って法要をしていた所、

関東では当日に法要をする風習が残り

関西ではお通夜の日に当たる前日に法要をするようになった。

と言う風に教えて頂いた記憶が有ります。




さて、お布施の話しですが昨日も言った通り

決まった金額は基本的には有りません。

「あくまでも」常識の範囲で包む。

また、それが一番難しいんですよね。

会社のフリーダイヤルにもよく問い合わせを頂きます。



今回の母の場合の話しをすると、

二七日から六七日（むなのか）までの毎週のお参りが一万円。

それが5週間続きます。

七週間目の七七日（四十九日）に当たる満中陰法要、

またの名を「忌明け法要」と言いますが

お布施として3万円と、御車代1万円、粗膳料1万円。



その後の話しをすると毎月お参りを戴いている

「月参り」（月忌法要）は5千円。百ヶ日法要は1万円

初盆も1万円、一周忌が3万円と御車代粗膳料の2万円。

三回忌も一周忌と同じ位です。

その先はその時の社会経済状況に合わせて下さい。



大きめの節目の法要は3万円位でその時だけ御車代と粗膳料を添えて、

満中陰までが毎週1万円だったらその後の月参りは5千円。

満中陰までが毎週5千円だったらその後の月参りは3千円。

と言った所でしょうか。




他に有るとすれば、

お墓での納骨法要なら1万円。

建立時の建碑法要なら3万円。




お仏壇を購入された時の開眼法要や入仏法要は

1万円から5万円。購入されたお仏壇に合わせれば良いでしょう。




数日後の記事にも書くと思いますが、

檀那寺とは関係ないのですが個人的に近所のお寺にお参りに行きます

本当は毎月されている「常例法話」に行きたいのですが昼間なので

なかなか行けないのが実際です

年に二回、

春の永代経と秋の報恩講、この二回は行くようにしています。

勿論お供えを持ってお参りをします、すると誰から幾ら戴いたか

本堂の鴨居に貼り出されるのですが、

そこを見ていても3千円の人もいれば1万円の人もいます。

それで良いと思いますよ。

同じようなお婆ちゃんでも、

かたや年金暮らしで、もう一方は家賃収入だったり

お財布の大きさは人によってまちまちですからね。




残念なのがこのように記事に書いても目安にしかできません。

去年、兵庫県の北の方、温泉町から檀那寺の住職に来て頂いた

お葬式が有りましたが、あちらの地方では葬儀のお布施は3万円位だそうです。

伊丹市内でも地域による取り決められている事も有りますし、

お寺さんで決めて下さっていることも有りますから、

あくまでも参考までにどうぞ。