伊丹の街もクリスマス寒波に覆われ

一気に冬の寒さも本番を迎えました。




私たちの業界は気候に影響を受けるので

バタバタするかな？と思っていたんですが

どうやら取り越し苦労だったようです。





市営の火葬場も穏やかな年末を迎えそうです。




さて、

題名にある「お焼香の回数」ですが

宗派によって色々違います。




ざくっと書いてみると

天台宗は１回または３回（特にこだわらない）

真言宗は３回

臨済宗は１回

曹洞宗は２回（１回目は額におしいただき、２回目はいただかずに焼香する）

浄土宗は特にこだわらない

浄土真宗の本願寺派（俗に言う「お西さん」）は１回

真宗大谷派（俗に言う「お東さん」）は２回

日蓮宗は１回または３回

日蓮正宗は３回

らしいです。




ある時、お坊さんに

「どうして大谷派は2回なのか？」

とお聞きした事が有りますが

その時の答えが

「西が1回だから」だそうです。

意外な答えが返って来て驚きました。




それと、

浄土真宗は額におし頂かないのです。

つまんだ抹香をそのまま炭火にくべます。



気を付けないといけないのは

宗派によっても色々なんですが

同じ宗派でもお坊さんによって

仰る事が違う事も有ります。




以前に一度

「曹洞宗は一回焼香をして

その後二回添え香として

くべる振りだけする。」

と言う話しもお聞きした事が有ります。




またある時

「正式な作法は」とお聞きすると

「僧侶はちゃんとした作法でするが

在家の皆さんは拘らなくても良い」

とお答え頂いた事も有ります。




全国共通の常識は無いようですね。




参考になりませんでしたが

あまり気にしなくても良いと言う事ですね。