朝刊の一面を大々的に飾ったニュートリノ（タキオン）。

残念な事にその殆どが解釈を間違えて記事にされています。

そもそもタキオンの概念が提唱は１９６７なのです

おはようございます、速水です。



残念ながらタイムマシンは作れないようですね。




１９６７年にタキオンの概念を提唱した

アメリカの物理学者ファインバーグは

相対性理論を否定したのではなく

その枠組みの中で光より早い粒子が存在する可能性を示したのでした、

ここで話しをすると長くなるので詳しくはこちらへ。

山本弘のSF秘密基地ブログ





題名の話し、

これを聞いても参考にする機会は

なかなか無いと思いますが

記憶の何処かに残して頂ければと思います。




市役所に死亡届を提出すると

「伊丹市営斎場をご利用になる皆様へ」

「死亡届を出された方へ」という

２枚のご案内を頂いて来ます。




「伊丹市営斎場をご利用になる皆様へ」には、

火葬に際する副葬品の注意点が書かれています。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

入れないで頂きたい副葬品として

○公害の観点から

・ビニール製品
　　（ハンドバッグ、靴、玩具など）

・化学合成繊維製品
　（衣類、寝具、敷物など）

・発砲スチロウール製品
　（枕など）

・その他
　（CD、ゴルフボールなど）


○燃焼の妨げになる点で

・果物
　（すいか、メロンなど大きな果物）

・書籍
　（辞書、アルバムなど厚みのあるもの）

・大型繊維製品
　（衣類の収め過ぎ、大きなぬいぐるみなど）


○設備の故障原因として

・カーボン製品
　（杖、釣竿、ゴルフクラブなど）


○御遺体の損傷の原因になるとして

・金属製品
　（ジュースなどの缶飲料、腕時計、指輪、めがね、硬貨など）

・ガラス製品
　（酒、化粧品などのびん類、鏡、食器類など）

・爆発物
　（ガスライター、スプレー缶、乾電池など）

別注　

ドライアイスは燃焼を妨げるので取り除く事

ペースメーカーをご使用の場合は申し出て下さい。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

と書かれています。




この案内だけでは面白く無いので

実際にあったお話をします。




一番多いのが眼鏡。

最近の眼鏡は樹脂レンズなので

入れても金属のフレームだけが

真っ黒になって出て来ます。

副葬品として入れても「あまり」問題はありません。



眼鏡のフレームの様な金属関係ですが

火葬するには「あまり」問題はありません

実際、お柩にも相当量の釘と木工用ホッチキスが使われています。

それら細かい金属がお骨にくっ付いてしまう事もありますが

お箸で簡単に取れるので問題無いでしょう。

ただ、お骨以外の物がゴチャゴチャ残った状態での

お骨揚げは好ましく無いので

ラジオや時計などは避けた方がいいでしょうね。




プラスチック類も

燃えてなくなりますが

火葬炉の事を考えると好ましく無いですね。




問題はガラス製品。

ガラスは溶けてお骨が乗って出て来る

耐熱レンガにべっとりとこびり付いたりします。

それがお骨にもついてしまう事もあるので

入れるのは避けた方が良さそうですね。

耐火レンガは定期的にメンテナンスがされています。

副葬品による損傷が酷いと

メンテナンス時期も頻繁になり

市の財政を圧迫するかも？しれません。





それと、

みなさん意外に思われるんですが

書物は駄目です。

一冊の本でも火葬をすると

何倍にも膨れ上がって

明らかに本だと解る灰の山ができます。

そうするとその灰の山がある所のお骨が拾えなくなる。

と、同時に煤煙フィルターを詰まらせる事もあり

そうなると一度火を落とさないと駄目になる事もあるそうです
　　　（火葬場職員談）



その他、注意書きにも書かれていた果物ですが

火葬自体は問題はありません。

ただ、小さく切り分ければ良いんですが

みかんやリンゴでも燃えず

真っ黒な固まりになって出て来ます。



ちなみに仏前に供えていたお仏飯（枕飯）も

真っ黒な固まりになって出て来ます。




あと、私も意外だと思ったのが

わらじ草履です。

本藁で荒く編まれたわらじですが

そのまんま炭化して出て来る事があります。

不思議ですね。



あるいは全く違った理由で

革製品を入れる事を避ける事もあります。



理由は

仏様になる故人と動物（畜生）を

一緒にしない方が良いからだそうです。




諸説ありますが、ひとつだけ言える事は

俗説や言い伝えに迷わされて

あまりアレコレ入れない方が良い。

と言う事。



「どうしても持って行かせてあげたいものだけ」

にしておきましょう。