お葬儀ご法事無料相談窓口を設けさせて頂いています。

おつかれさまです、速水です。




電話でのお問い合わせや

実際にさくらホールまで来られての相談。

殆ど毎日ご相談やご予約を頂いています。




事前に相談をされる方の中には

価格を心配されて居られる方が多く居られます。




「大体 ＊ ＊ 人位で家族葬をするとお幾ら位になりますか？」

「速水さんの所では家族葬だとお幾ら位になりますか？」

そんな相談が多いので、

ここで解りやすくお話しさせて頂きます。




お葬式の費用を大雑把に分類すると

◎お寺さんなど宗教者の費用。
（費用と言う表現は好ましく有りませんが）

◎お葬儀の関連費用

◎飲食にかかる費用



この３つに分類する事が出来ます。




まず一つ目の

お寺さんにお渡しするお布施に関しては

一般葬でも家族葬でも変わりません。

詳細については別の機会でお話しするとして

例外も有りますが、おおよそ２０～３０万円位です。




３つ目の飲食関係は人数に大きく左右されますが

阪神間では親族意外は殆ど飲食されないので

これは一般葬にするか家族葬にするかと言うより

親戚関係をどこまで呼ぶかで変わってきます。




お通夜のお寿司、お葬式の精進揚げ膳、

そして二日間の飲み物代ですが

一人あたり6~7千円程見れば大丈夫でしょう。




問題は２つ目の葬儀関連の費用なんですが

一般葬か家族葬かで変わるのは

お参りにきて下さった方々にお渡しする粗供養品、

いわゆる会葬御礼の品の費用です。

お通夜に弔問した時にもって帰ってくるお茶の葉や

お葬儀に参列した時に持って帰って来るタオルやハンカチの事です。

単価は500円から800円程度です。




葬儀関連費用で大きく占めるのは祭壇費用。

これは各社色々なタイプが有りますが

「会葬者無しの親族だけのお葬式なら

見栄を張る必要が無いので安いタイプで良い」

と言う意見と

「故人様に対して直接恩返しが出来る最後の機会なので

それなりの規模のお飾りをして送り出したい」

という意見をよく耳にします。




しかし、

ここで少し考えて下さい。




そもそも

「お客さん（会葬者）が何人くらい来るなら、

これ位の祭壇にした方が良いですよ」

とか、

「故人様に対する恩返しと考えるなら

これ位の祭壇にした方がいい…」

とかって、



それ、

お葬式屋さんの儲けのテクニックなんですよ。




誰が何人来ようが、あるいは誰も来まいが

お葬式にかける事が出来る費用は変わりませんよね？




ですから生前に相談を頂いた時は

何よりもまずお客様のご予算を考えて頂きます。




例えば「１００万円で全て済ませたい」

と言うお客様には

上に書いた３つの費用の総合計を100万円に設定て

その中でそれぞれのバランスを考えてプランを立てさせて頂きます。


そのご予算が１５０万円でも５０万円でも同じです。




ただ、ご予算の設定が低いと

お坊さんを呼べなかったりお料理を省略したりと

出来ない事も増えてきます。




そして怖いのは

実際にお葬式をあげると

見積もり通りに収まらないお葬式屋さんもあるそうです。



予算は予算、

お会計はお会計、

なんだそうです。




気を付けて下さいね。