とあるマンションの理事会にお伺いして
「ここのアプローチ、滑って危なくないですか？」とお聞きする機会があった。

「そうそう、滑るんです！」
「滑る･･･けど、お金を出してまでは…」
「いやいや、滑って危ないと思ったことが無い」

などなど、いろんなご意見が出てきた。
理事の方だけでもそうなので、居住者さん全員に聞き取りをしても
同様に様々なご意見が出てくると思う。

マンションなど分譲の集合住宅の場合、
いくら「危険だ」とはいえ
やっぱり皆さんの大切な「お金」を使う以上、
居住者さんたちの総意、もしくは多数決が必要となるため

既にケガをされている方がいらっしゃらない限り
滑り止めのご案内をしても「即決！！」とはなりにくい。

今回のマンションでは
「滑って危ない…という住人さんがいるのであれば…」という事で
とりあえず雨に濡れる「外部のアプローチをやってみよう」との事でご採用を頂いた。

施工後しばらくして
「いやいや、滑って危ないと思ったことが無い」…と言っておられた居住者の方から

「ASL工法の滑り止め、やってよかったです！」

…と感謝の言葉を頂いた。

「ありがとうございます！」とともに「どういう心境の変化が？」と思い
詳しくお話を聞くと

「滑り止めをしたことで、逆に今までどれだけ危険な状況だったかが分かった」
･･･という事だったらしい。

「こんなんやったら、もっと早くやっといたら良かったわ！」

こういうお声を頂くと、滑り止め屋としてはとても嬉しいものです。