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【有岡小学校区まちづくり協議会】防災講座が開催されました。

有岡小学校区まちづくり協議会安全部「防災講座」レポート

令和2年11月15日日曜日、有岡小学校区まちづくり協議会安全部主催の防災講座が有岡小学校にて実施されました。

有岡小学校区まちづくり協議会よりレポートが届きましたのでご紹介します。
例年有岡小学校校庭にたくさんの人が集まって防災訓練を行っていましたが今年度はコロナ禍の中、規模を縮小して伊丹市危機管理室の出前講座を活用して実施しました。
まずは3グループに分かれて学校内の防災関連場所の確認と見学。
1.管理棟入口横のありまち防災倉庫。発電機、コンロ、ヤカンなどの備品の確認。「この場所は洪水になると水に浸かってしまうのでは?」などの意見が出され置き場所については要検討かと。
2.校庭鬼壁裏の防災井戸。危機管理室から「避難所になった場合の生活用、特にトイレなどに使用」「棒を差し込んで押す」「1ヶ月に1回程度使わないと水が濁ってくる」などの説明を受けました。
3.体育館2階ギャラリーと倉庫。避難所用感染症スターターキット、段ボールベッド、マットなどの見学。避難所設営のための備品を置いているとのこと。
有っ子ほーるに戻り展示物の見学。一日分の非常食案や非常用トイレの実演で具体的な汚物処理法を教えていただきました。
見学が終わったら危機管理室担当者からのおはなし。テーマは
「自分でできる!地域で助け合う!これからの防災・減災!! 自助・共助・公助による災害対策」
伊丹市について、地震、水害、伊丹市の備えについて、情報収集について、避難所運営マニュアルについて、盛沢山の内容をざっと45分でスライドを見ながら説明を受けました。いただいた洪水ハザードマップを広げると有岡地区内の赤く色づけされた部分が目に飛び込んできて、うーん洪水の時はどこへ避難すればいいのだろう・・・ 水平避難が間に合わなければ垂直避難、まずは高い所に逃げるようアドバイスをいただきました。
休憩時間を利用して、「けん引式車いす補助装置JINRIKI」を使った実演を実施。人が乗った車いすに「JINRIKI」を付けて押してみるとマットの上のでこぼこ道も軽い力ですいすい。校長先生に乗っていただき階段の上り下りにも挑戦しました。こちらはちょっとコツがいるような感じ。
続いて有岡地区住民防災士の方によるおはなし「水害に備えて」。
有岡地区を集中豪雨が襲ったら―――
一昨年の西日本豪雨で犠牲者ゼロだった岡山県総社市下原地区の取組の紹介や普段の心がけ、緊急時の心がけについて情報取得の方法や日頃の備えなど具体的におはなしくださいました。
質問コーナーでは、活発に質問や意見が出され、最後は安全部長から、しめのあいさつとして「有岡地区では災害が起こってもだれ一人犠牲者を出さない。取り残さない!!」と強い決意を述べられ、みっちり3時間の講座は終了。
大災害が起こったらどうなるのだろう・・・まず避難、情報収集や避難所の運営、その前に日頃の備えや訓練が大切で、いやなによりもいざという時に地域で助け合いみんなで協力していくには普段の付き合いやコミュニティづくりがやはり大切なのではないかといろんな想いが交錯した一日でした。
参加くださったみなさまお疲れ様でした。ありがとうございました。

防災井戸
防災倉庫
避難所開設キット
簡易ベッド
パネル展示
トイレ実演
危機管理講座
ジンリキ実演
防災士講座
安全部長あいさつ

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市民自治部まちづくり室まちづくり推進課
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