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【有岡小学校区まちづくり協議会】歴史セミナーが開催されました。

有岡小学校区まちづくり協議会より、有岡歴史企画「荒木村重と明智光秀・細川藤孝」講演会についてのレポートが届きました。

令和2年2月15日(土曜日)伊丹市立図書館ことば蔵にて歴史セミナーを開催しました。天理大学准教授・天野先生に、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」主人公の明智光秀が生きた戦国時代について有岡城主・荒木村重や細川藤孝との関係なども織り交ぜながら本能寺の変に至った背景を中心に語っていただきました。

事前申込みは、受付開始後約40分で定員に達したほどの人気ぶり。当日はスタッフ合わせて130人ほどが天野先生のユーモアたっぷりの話術に引き込まれ、440年前の有岡城や戦国時代の様子に想いを馳せました。

講演後の質問コーナーでは、有岡小2年生の男の子が「荒木村重が有岡城から尼崎城に逃げた時の気持ちは?何人ぐらいで逃げたの?」と質問。先生からは「有岡城が1年近く持ちこたえることができたのは兵站の補給があったから。その物資供給の拠点となっていた尼崎城が降参しかかっていたのでそこを守るために村重自身が有岡城から移動、数百人規模で動いたのではないかと、見解が変わってきている」とおこたえいただきました。

有岡城落城へつながる調略についても実は光秀が深く関わっていたという新説や、派閥、中途採用、ヘッドハンティング?など現代社会に当てはめたわかりやすい説明に魅せられ、気が付けばもう終了、あっという間の2時間でした。

 

今年度、伊丹市より地域自治組織の認定を受けた有岡小学校区まちづくり協議会では只今「地域ビジョン」を策定中。歴史のまち有岡のアピールを!との声を受け、これからも魅力ある歴史企画を発信していきたいと考えています。

有岡小学校区まちづくり協議会の「地域ビジョン」策定への取り組みはこちらから

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天理大学准教授・天野忠幸先生

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130人の参加者が440年前にタイムスリップ

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ユーモアたっぷりの話術と新説にひきこまれたあっという間の2時間

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ことば蔵で借出可能な図書やJR伊丹駅観光物産ギャラリーで販売中の本なども会場で紹介

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