令和元年11月9日（土曜日）、2019年度伊丹市自治会連合会自治会研修会が伊丹シティホテルで開催されました。

当日は自治会長をはじめ、日頃地域活動に取り組まれている方々、約130名が参加されました。

今年度は株式会社マックアース代表取締役CEOの一ノ本達己（いちのもと たつみ）氏に『持続可能な中山間地域の創造を目指して～地域社会活性化のヒント』と題して地域社会活性化のヒントにつながるお話をしていただきました。

一ノ本氏は、2008年よりスキー場再生事業に取り組まれ、リゾート再生の経営手腕のみならず、リゾート再生を通じた持続可能な地域の活性化に大きく貢献されている事業方針にも注目が集められています。

研修会当日は、スキー場の現在の状況や、業績をV字回復した秘訣、またご自身の出身地である養父市の地域コミュニティの取り組みをご紹介いただきました。

質疑応答の中で「自治会活動をしているメンバーのモチベーションを高めるには？」という質問に対しては経営者の視点から、「自治会も会社も組織という点で考えると、目標を共有して、トップと構成員が同じ方向を向くことが重要」とお答えになっていました。

地域自治組織の取り組みを進めている各地域にとって、実りある研修会となりました。

研修会終了後には、一ノ本氏にもご参加いただく形で懇親会が開催され、交流が深められました。