市街化が進んだ本市では、公園緑地にも、地域のみどりの拠点としての機能が求められます。
令和3年7月に開園した今池緑地においても、昔からの生き物を保護するとともに、生物多様性のさらなる充実を図るなど、魅力あるみどりづくりに取り組んでいます。
ここでは、上記の取り組みをふまえて、古くから今池で親しまれてきた生き物と、これからの今池緑地で育てていきたい生き物を紹介します。
今池には、古くからスッポンやコイ、フナなどが生息していました。今池緑地を整備する際には、これらの生き物を昆陽池公園に避難させましたが、その後は順次、整備後の今池に返しています。
植物ではヒシがよく見られます。春から秋ごろにかけて、池一面に葉を広げている様子が観察できます。
今池緑地が身近な生き物と触れ合える場となるような取り組みを進めます。
また、伊丹に現存する貴重な植物や「猪名の笹原」関連植物を植栽するなど、貴重な生き物の保全・再生の取り組みを検討します。
池の護岸部にチョウの食草などを植えて、チョウが集まりやすい環境づくりを進めます。
まずは、本市の貴重な植物であるウマノスズクサを、市内自生株から苗をつくって植栽します。このことで、ウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハの飛来が期待されます。
都市交通部みどり公園室みどり自然課
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