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伊丹市ポータル「いたみん」

令和4年4月~6月

教育長顔写真
こんにちは。教育長の木下誠です。

6月29日(水曜日)「学校訪問 鈴原小学校」

校長説明

訪問資料とプレゼンで学校の現状について説明を受けました

   今日は午前中に、鈴原小学校を訪問しました。学校を訪れてまず感じたことは、学校全体がとても美しく、しっとりとしていることです。校庭にはバラが咲き、廊下や教室はしっかりと整備されていました。また、出会う教員やこどもが自ら会釈したり、挨拶したりするなどの姿勢に感激しました。
   最初に、校長室において、春名校長と小木曽教頭から、私の訪問のために作成された『学校訪問資料』に基づき、校区の様子や自校の状況(学級規模や児童数、教職員の様子)、生徒指導上の問題、学力の状況などを伺いました。特に学力や学習状況の取組は、前年度に全教職員で分析し、課題を明らかにした上で、具体的な改善策を講じておられました。
特に印象に残ったのは、学力や生徒指導面などで成果を上げておられるのですが、その現状に満足せず、全教職員で現状を見つめ、新たな課題を発見し、明確な到達目標を設定して、より高みを目指そうとする姿勢です。
授業される先生

こどもたちが理解できるように、しっかりと考えられた授業でした

   その後、3校時(10:50~11:35)、5年1組において、近藤良太教諭による算数(単元:合同な図形)の少人数授業(16人)を参観しました。近藤教諭は5年目の若手だということですが、すばらしい授業でした。感心した点がいくつかあるのですが、1つは、授業の展開です。導入で子どもたちの関心を高め、実際に具体物で作業させたり、デジタル教科書を使ったりしながら、「子どもの理解をいかに図るか」といったことに視点を置き、臨機応変に学習教材を使っていたことです。グループ活動をしている子どもたちから「これ楽しいわ」といった言葉が出てくることからも、担任の先生がしっかりと児童の様子を理解できていることが伝わりました。2つめは、先生の服装や言葉遣いです。明瞭で子どもたちに親しみやすい言葉を使っておられました。子どもたちの行動もとても機敏で、授業に集中力がありました。担任と児童のいい関係が構築できていると思いました。3つめは、「めあて」と学習活動が一致し、「ふり返り」において、」「めあて」に則した「ふり返り」を子どもたちがしていたことです。少人数授業のすばらしさを体感することができる授業でした。

授業の風景1

具体物を操作するアナログな授業と

授業の風景2

デジタル教科書を活用したデジタルな授業がしっかりと併用されていました

6月27日(月曜日)「令和4年度第18回全国高等学校なぎなた選抜大会実行委員会」

教育長挨拶

開催市を代表してあいさついたしました

   本日午後から、総合教育センターにおいて、東京や愛知、岡山など全国から役員にお集まりいただき、「令和4年度第18回全国高等学校なぎなた選抜大会実行委員会」を開催しました。
   開会にあたっては、まず、(公財)全国高等学校体育連盟なぎなた専門部長平池徳見氏からご挨拶をいただき、引き続き、(公財)全日本なぎなた連盟専務理事吉井美惠子氏からご挨拶をいただきました。
   私からは、開催市を代表して、昨年度の大会を無事終了できたことへのお礼や、今年度の大会について選手たちの励みになるような大会にしていただきたい旨、また、第21回大会以降の方向性を決定していただくことをお願いしました。
   その後、令和4年度の実行委員の紹介を行い、令和3年度第17回大会の事業報告、決算報告、及び令和4年度第18回大会の事業計画、予算、大会要項等について協議を行いました。
会議の雰囲気

今後の方向性等を議論いただきました

   「第18回大会の運営」については、実行委員からは、「従来の形が望ましいと考えるが、感染症対策も必要であり、選手のエントリーを5人から3人にしてはどうか」など様々な意見が出ました。最終的には、感染症対策を講じながら、可能な限り従来の形に戻し大会を実施する、細部はインターハイの開催方法などを参考に今後詰めていくことを決定しました。
   「第21回大会以降の方向性」については、「大会を存続する、開催市についても、引き続き伊丹市で開催していただきたい」といった意向をいただきました。今後、本市の教育委員会や市長にその意向を伝え決定してまいります。

6月21日(火曜日)「令和4年度第1回 伊丹の教育 評価委員会」

教育長挨拶

伊丹市の現状についてご説明しました

   本日は、午後から対面とオンラインのハイブリッドで「令和4年度第1回「伊丹の教育」評価委員会」を開催しました。この会は、教育委員会が実施する事務の管理及び執行の状況について、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に基づき、毎年、点検・評価を行い、その内容を議会に提出するとともに、市民に公表することが義務付けられていることにより実施するものです。
   本日は、最初に、本年度の「評価委員」を務めていただきます浅野良一氏(兵庫教育大学大学院特任教授)と山内啓子氏(神戸松蔭女子学院大学教授)に委嘱状をお渡し、引き続き、私から、本市の教育方針や重点施策等について話しました。本年度の重点施策は、「伊丹市第3次教育振興基本計画(令和3年度~令和6年度)」に基づき実施するもので、「幼児教育の充実」、「確かな学力の育成」、「新しい時代に対応した教育の推進」なのですが、3つめの「新しい時代に対応した教育の推進」については、今はまさに教育の転換期であることから、「ICTの有効活用(端末・デジタル教科書・デジタル教材)」や「教員免許更新制度の廃止に伴う教員研修の充実」、「部活動の休日の地域移行」など山積する課題へ対応していかなければならないことを話しました。その後、令和3年度の評価をいただくに当たって、学力、体力、不登校・いじめ、コミュニティスクールなどの現状について具体的に説明しました。
   続いて、西原教育政策課長から、冊子「令和3年度「伊丹の教育」<実施報告と点検評価>」に基づき、冊子の構成や点検評価の方法等の説明を行いました。
   その後、今回は、学校教育部と人権教育室の主要施策について、学校教育部長・人権教育室長から説明しました。
   最後に、浅野評価委員からは、「学力・体力が確実に伸びている。伊丹の子どものその後の人生が変わると思う。教育委員会の功績だ」などの意見を頂きました。山内評価委員からは、「昨年度指摘したコロナの記述がしっかりと明記され影響がわかりやすくなった」「高校生の英語の資格にCEFR A2はレベルが低くないか」などの意見や感想をいただきました。次回は、7月1日に、こども未来部及び生涯学習部の評価を頂きます。
オンライン会議の様子

浅野委員にはオンラインでご参加いただきました

部長説明

各施策の評価の理由等をご説明しました

6月17日(金曜日)「第82回阪神中学校長会研究協議会・伊丹大会」

教育長祝辞

これからの教育の転換について祝辞の中で述べました

   本日、午後から、伊丹アイフォニックホールにおいて、「第82回阪神中学校長会研究協議会・伊丹大会」が開催されました。この協議会は、今年で82回の歴史を重ねるとても伝統のある協議会であり、これまでも『阪神は1つ』のスローガンのもと、7市1町が力を合わせて様々な教育課題に取り組んできました。
   開会式においては、国歌演奏の後、主催者の屋敷阪神中学校長会幹事から、「3年ぶりに一堂に会して開催できることを大変うれしく思う」と挨拶があり、その後、来賓祝辞を木山阪神教育事務所長と私から述べさせていただきました。私からは、開催市を代表して伊丹の歴史文化や、この春グランドオープンした「伊丹ミュージアム」の紹介をさせていただきました。また、教育の大きな転換期にあることから、ICTの有効活用やデジタル教科書やデジタル教材への対応、教員免許更新制度の廃止に伴う教員研修の充実、不登校やいじめへの対応、部活動の休日の地域移行など、山積する課題への対応についてお話しました。その後、総会においては、令和3年度の事業報告や会計決算報告、令和4年度の運営方針や予算等について協議が行われました。
石井教授講演

コロナ禍の先の学びについてご講演いただきました

   最後に、京都大学大学院教育学研究科石井英真准教授から、『コロナ禍の先に学校と学びの行方』と題して講演をいただきました。石井准教授は、講話の中で、「個別最適な学び」は、児童生徒の個人差を「量的な差」と「質的な差」として整理したものである。「量的な差」とは、学習にかかる時間や学習進度、学習到達度の違いであり、「質的な差」とは、子どもの興味・関心や学習スタイルの違いであることを、わかりやすくご教授いただきました。また、「オンライン」と「対面」の学習を対立するものではなく、児童生徒が学ぶ教室が多層的に広がっていくと捉えるなど、「GIGAスクール構想の先には『多層的な教室』を前提とした授業や学校生活がある」と言われたことがとても印象に残りました。
   協議会に参加して、10年以上前になるのですが、私もこの協議会のメンバーとして、「総合選抜制度」から「複数志願選抜制度」へ高校入試制度が変更されることに際し、7市1町が一丸となってその対応について協議を重ねたことをなつかしく思い出しました。
伊丹市中学校校長代表あいさつ

阪神中学校長会佐藤校長(松崎中学校)がご挨拶されました

会場の雰囲気

三年ぶりに開催でき、大変うれしく思います

6月16日(木曜日)「保護者の経済的負担の軽減について」

   只今、6月議会の真っ最中です。一般質問においては、22人の議員が質問をされ、その内、15人の議員から教育に関する質問を受けました。その内容は、

   「教員の欠員解消」「児童くらぶの昼食提供」「中学校における休日の部活動の地域移行」「不登校支援」「学校のいじめ問題」「デジタル教材導入事業」「幼児教育デジタル化推進事業」「公立幼稚園のこども園化について」「スポーツ振興」など多岐に渡りました。

   その中で複数の議員から質問を受けたのが「保護者の経済的負担の軽減について」でした。その背景には、新型コロナの長期化や円安による「物価の高騰」、ウクライナ問題にからむ「エネルギー資源の高騰」などにより、多くの家庭が家計に大きな打撃を受けていることがあります。また、家庭の経済格差もますます拡大していることもあります。

教育長答弁

議会にて答弁をする教育長

   公教育においては、経済的な理由により、子どもたちの「学び」が制限を受けるようなことがあってはなりません。そのようなことから、私からは、答弁において、「教育委員会の対応としては、地方創生臨時交付金の活用や就学援助制度等の活用、さらに、学校長に対して『教育長通知』を発出し、保護者に過重負担を課すことがないよう指導してまいります」と答弁申し上げました。

   教育活動においては、制服や体操服、かばんなどの物品、部活動にもユニフォームや遠征費などの様々な経費が必要となってきます。家庭の経済状態が逼迫している現在の状況下においては、これらの経費を少しでも抑えることで保護者の経済的負担の軽減を図っていかなければなりません。各学校において、このような時こそ、学校運営協議会などで保護者等の意見を聞き、みんなで知恵を絞り、適切な対応が図れればと考えています。校長等には、次回の校園長会でこのことについて説明してまいります。

6月9日(木曜日)「伊丹市心身障害対策市民懇談会評議員総会」

   本日の午後、「令和4年度伊丹市心身障害対策市民懇談会評議員総会」が開催されました。
会長挨拶

エピソードを交えて大岡会長から挨拶がありました

   「心障懇」は、ここ2年は新型コロナの影響を受け、さまざまな行事の中止を余儀なくされましたが、長年に渡って、「手をつなぐ夏の夕べ」や「二十歳を祝う集い」、「愛のバザー」などの開催を通して、障害のある人たちを支援してこられました。

   今年の総会では、まず大岡会長から、林やよいさんが書かれた今年の心障懇主催の『二十歳を祝う集い』における心温まるエピソードが掲載された新聞記事を取り上げて挨拶をされました。引き続き、来賓祝辞として、藤原伊丹市長からは、半世紀以上に渡って温かい社会づくりに尽力されていることへの感謝の気持ちが述べられました。

市長挨拶

市長からこれまでの取り組みに感謝の言葉が述べられました

   加藤市議会議長に続き、私からは、これまでの取り組みに対する感謝の気持ちを述べるとともに、現在の本市の子どもたちを取り巻く状況や、令和4年度の教育方針、本年度の特別支援教育に関する充実策などについて話しました。具体的には、1つは、医療的ケアを必要とする子どもたちが在籍する学校園に専門スタッフを派遣し保護者支援を行うこと、2つには、児童生徒が少しずつ減少する中、特別支援学級に在籍する児童生徒は大きく増加していることから、「学校生活支援教員」を1名増員し、「通級指導」を充実すること、3つには、「伊丹市特別支援教育のあり方(基本方針)」に則り、インクルーシブ教育の充実をはかること、「個別の教育支援計画」の作成の促進や、その活用の充実を図ることなどを報告しました。

   その後、議長を選出し、令和3年度事業報告・決算報告、新役員選出、令和4年度事業計画・予算の審議が行われました。
   特別支援教育は、教育の原点であり、障害の有無にかかわらず、全ての子が自分らしく生きることができるよう、取組の充実を図ってまいります。
教育長挨拶

教育委員会が取り組む方針などについてお話ししました

会場の雰囲気

3年ぶりに総会が開催され大変うれしく思います

6月6日(月曜日)「伊丹市スポーツ推進計画の中間見直しについて諮問」

   本日の午後、「令和4年度第1回伊丹市スポーツ推進審議会」を開催し、「伊丹市スポーツ推進計画」の中間見直しについて諮問しました。
   「伊丹市スポーツ推進計画」は、平成30年3月に10年間を計画期間とし、策定されたのですが、「社会情勢の変化等を考慮し、前期5か年の終わり頃に中間見直しを行う」としていることから見直しを実施するものです。
中間見直しを諮問

私から「中間見直し」を諮問させていただきました

   本市のスポーツ推進は、大きくは「みる・する・支える・伊丹ならでは」とした4つの視点からその振興を図ってきました。「みるスポーツ」においては、昨年度、東京オリンピック・パラリンピックにおける日本人アスリートの活躍に多くの人が感動と元気をもらったように、スポーツは、理屈抜きに人の心を元気にし、国民を1つにまとめる力があります。
   「するスポーツ」においては、競技スポーツだけでなく、私たちの健康に大きく寄与しており、多くの人がマイスポーツを持ち、日々の生活に取り入れ、スポーツを通して「健康の保持増進」を図っておられるなど、着実にその成果を上げております。
審議会の雰囲気

委員の皆様から様々な意見が出されました

   しかし一方で、まだまだ「新型コロナ」の影響がある中、「感染拡大防止」と「スポーツ活動」の両立や、社会の変化に柔軟に対応していくためには、中学校部活動の休日の地域移行や、スポーツにおけるDXの推進など「新しい生活様式」を踏まえた取組が必要であることから「中間見直し」を行っていただくことにしました。
   本日は、まず私から「中間見直しについて」諮問させていただき、引き続き、中尾一二三伊丹市スポーツ推進審議会会長から、「重い課題をいただいたが、本市のスポーツ振興がさらに充実するよう委員各位から積極的な意見をお願いしたい」と挨拶がありました。その後、事務局から「前期期間における取組実績」などの報告や、市民アンケート案について説明しました。
   委員の皆様からはたくさんの意見が出され、特に学校部活動の地域移行については、今後、スポーツクラブ21をはじめとする各種団体との連携や、指導者の育成が重要である等、活発な議論がなされました。
   審議会は3回予定しており、12月頃に素案を策定、パブリックコメントの実施を経て、令和5年3月頃を目途に「伊丹市スポーツ推進計画見直し版」を完成させてまいります。

6月4日(土曜日)「小学校体育大会」

   さわやかな青空のもと、小学校5校(伊丹小・有岡小・笹原小・池尻小・桜台小)において「体育大会」が実施されました。
   私は、廣重学校教育部長、宗野保健体育課長とともに伊丹小学校をスタートに5つの小学校の体育大会を参観させていただきました。
伊丹小学校

伊丹小学校「入場行進・開会式」

   最初に訪れた伊丹小学校では、演技は学年ごとに実施し、保護者も学年ごとに入れ替えるといったきめ細かな対応が取られていました。最初に6年生による「開会式」と3年生の表現「みんなNeed you!」を参観したのですが、1学年だけで200人(6クラス)近くおり、その人数の多さにびっくりしました。そして、熱中症対策をしっかりとやっておられ、帽子の着用の徹底とともに誰一人マスクをつけている児童はいませんでした。開会宣言の後の入場行進は、創立150年を記念し、昭和初期に作られた『伊丹小学校行進曲』を採用されるなど歴史の重さを感じました。また、児童が進行や演技準備、各教室等へのビデオ配信まで全て行っており、主体性をとても大切にしておられると思いました。

   次に、有岡小学校を訪問したのですが、有岡小学校も学年ごとに演技を実施されており、青野PTA会長をはじめとしたPTA役員が、校外に出て保護者の入れ替えを手伝われるなど保護者や地域との連携の強さを感じました。1年生による表現「いけ!いけ!ぴっかぴか」では、児童の笑顔が特に印象に残りました。3年生による表現「ダイナミック琉球エイサー」は、連休明けから太鼓がボロボロになるまで練習してきただけあって、とても迫力がありました。
   笹原小学校では、4年生の表現「この一瞬に全力で」でソーランを取り入れた演技を参観しましたが、子どもたちの全力で取り組む姿、生き生きとした姿に、子どもたちが、今日のこの日まで一生懸命練習してきたことを感じ取れました。
有岡小学校

有岡小学校3年生表現「ダイナミック琉球エイサー」

笹原小学校

笹原小学校4年生表現「この一瞬に全力で」

   池尻小学校は、全校生が一堂に会し実施されていました。3年生の表現「タッタ一度きりの3年生!」では、一人ひとりが小さなタンバリンを持って楽しそうに演技していたこと、また、6年生のリレーには、林校長をはじめ先生チームも参加し、とても盛り上がっていました。ある先生が全力疾走しておられる姿に感動しました。このような本気で取り組むことが子どもたちの励みになると思います。
   桜台小学校では、1年生の団体競技や6年生の団体競技「シン・タマイレマン」を参観したのですが、どのような演技か想像できなかったのですが、綱引きと玉入れを組み合わせた競技で、綱引きをし、綱を引っ張っただけ、玉入れのかごのある所までの距離が縮まるといった仕組みになっており、よく考えられているなと思いました。また、感染症対策に気を配り、こまめな水分補給やさくらだいこども園の回廊をうまく利用するなどしていました。
池尻小学校

池尻小学校3年生表現「タッタ一度きりの3年生!」

桜台小学校

桜台小学校6年生団体競技「シン・タマイレマン」

   全体的に、子どもたちの笑顔と保護者の多さにこの時を待っていたのだと思いました。

6月2日(木曜日)「歯と口の健康ポスターコンクール表彰式」

表彰式の様子

歯科医師会会長から表彰状が手渡されました

   本日の午後、「歯と口の健康ポスターコンクール」の表彰式がスワンホールにて行われました。
   今年の「歯と口の健康ポスターコンクール」には、市内小学校から192点もの多くの作品の応募があり、その中から、厳正な審査を経て、市長賞、教育長賞、阪神県民局長賞、歯科医師会長賞、佳作などに選ばれた児童に表彰状と記念品が贈られました。
   事前に表彰作品を鑑賞しましたが、どの作品も、おおらかで、のびのびとしており、子どもらしい表現に心を打たれました。また、笑顔の表情の作品が多く、多くの子どもが笑顔で生活できることを望んでいるのだなと思いました。
市長挨拶

市長挨拶の様子

   表彰式では、まず森田歯科医師会会長があいさつをされ、引き続き、藤原伊丹市長が祝辞を述べられました。私からは、歯の健康に関するポスターの作成を通じて、子どもたちに歯の健康について考える機会を与えていただいている歯科医師会へ感謝を申しあげるとともに、子どもたちに対しては、歯は、健康の大本であることなどをお話ししました。
   長年、歯科医師会では、定期健康診断や口と歯のポスターコンクール、川柳コンクールなど、さまざまな歯の健康に対するイベントを実施し、子どもたちの歯の健康への関心を高めていただいております。このような取り組みの積み重ねにより、最近、虫歯のある人が大きく減少しています。今後も、歯の健康に関心を持ち、心身ともに健やかに育ってほしいと思います。
教育長挨拶

歯を大事にする大切さについて話をしました

受賞作品

伊丹市長受賞作品

5月31日(火曜日)「令和4年度第1回市立伊丹高等学校特色化・活性化推進チーム会議」

   本日は午前中、「令和4年度第1回市立伊丹高等学校特色化・活性化推進チーム会議」を開催しました。

教育長挨拶

この会議の成り立ちなども交えて挨拶しました

   最初に私から、委員の変更や、市高が探究活動などの特色ある教育活動を実施し、正しい判断力や実践力、探求心や自己教育力の向上に努めていただいていること、今年度からは、BYODによる1人1台端末を積極的に教育活動に活用しようとするなど、社会の変化に柔軟に対応した教育を推進していただいていることへの感謝を述べました。
   引き続いて、谷口校長から、令和4年度の学校経営の重点や学校評価アンケートの結果等について説明がありました。古谷教頭からは、大学進路状況等について、米谷事務長からは、次年度事業予算要求について報告されました。

   その後、自由に質疑や意見交換を行ったのですが、「不登校生徒はどれぐらいいるのか」「ヤングケアラーは把握しているか」「金融教育の導入の狙いは」「学校運営協議会委員による学校に対する評価は、相対的に肯定的評価が多いが、更なる発展のためには、批判的な意見も大事ではないか」といった意見や、「国公立大学への合格者が大きく増えている要因はなにか」などの意見が出ました。
引き続いて谷口校長から、長年実施してきた「トワイライト講座」を今年度終了するにあたり、次年度の「具体的な取組」について、学校で現在考えている案をいくつか紹介され、そのことについて協議しました。
   最後に、谷口校長から「市高ブログ」の紹介がありました。校長自ら年間200回以上発信されているということで、「保護者からは食卓での話題になってありがたいなどの反応がありうれしい限りです」と言われていたことが印象に残りました。

学校長挨拶

わかりやすくまとめられた資料を基にご説明いただきました

会場の様子

市高の未来を全員で考え、様々な意見が出ました

5月29日(日曜日)「伊丹市軟式野球連盟第39回教育長杯大会開会式」

入場行進の様子

しっかりとした入場行進でした

   本日、多くの保護者などが見守る中、花里小学校において市内13チームの選手たちが集い、「伊丹市軟式野球連盟第39回教育長杯大会」の開会式が行われました。
   開会式に先立ち、前年度Aクラス優勝の桜台ハンターズを先頭に13チームの選手たちによる「入場行進」が行われました。ここ2年は「新型コロナ」により行進は中止されていましたが、胸を張りしっかりと腕を振りながら歩く姿に感動しました。
教育長祝辞

一人ひとりが考えてプレーすることの大切さを話しました

   開会式では、まず、前年度優勝・準優勝チームに、クラスごと(Aクラス(6年生以下)~Dクラス(3年生以下))にレプリカを授与しました。レプリカを受ける選手のきびきびとした礼儀正しい姿勢にも、「普段から技術だけでなく姿勢も大切されており、この春の全国大会において優勝するだけのことはあるな」と思いました。引き続き、伊丹市軟式少年野球連盟の加藤会長があいさつをされ、私も祝辞を述べました。祝辞の中で、この春、全国高校野球大会で優勝した大阪桐蔭の強さについて、「選手一人ひとりが、自分は今何をすべきかなど常に考えながら野球をしていることだ」といった話をしました。

選手宣誓

選手代表にふさわしい、しっかりとした宣誓でした

   その後、参加選手を代表して荻野フェニックスの吉岡煌規選手から、「優勝をめざし仲間と力を合わせ、両親や監督・コーチをはじめ野球に打ち込める環境を作ってくれている全ての人に感謝し、精一杯がんばります。」と力強く選手宣誓がありました。
   スポーツは、人を元気にしたり、心を1つにまとめたり、健康な体を育んだりするなど、とても大きな力があります。少年たちがのびのびと野球に打ち込むことができる環境を整えていただいている関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。
   この大会は今日から、7月にかけてトーナメント方式で行われるのですが、熱中症などに注意して、練習の成果を存分に発揮してほしいと思います。

5月19日(木曜日)「令和4年度兵庫県市町村教育委員会連合会総会・研修会」

   本日、猪名川町文化体育館イナホールにおいて、「令和4年度兵庫県市町村教育委員会連合会総会・研修会」が開催されました。

開会式の様子

開会式の様子

   開会式においては、深田会長から、「この2年間は、一堂に会して総会や研修会ができず、もやもやした気持ちがあった。このように対面で開催できること大変うれしく思う。」と挨拶がありました。引き続き、猪名川町長、兵庫県教育委員会教育次長などから来賓祝辞が述べられました。引き続いて、教育長を6年以上、教育長職務代理者を8年以上務められ、令和3年度末でもって退職された3名の教育長と12名の教育委員に「教育行政功労者表彰」が授与されました。本市の江原教育委員もその中に含まれています。その後、総会において、令和4年度の役員や事業計画等について審議しました。

教育行政功労賞授与

江原教育委員が教育行政功労者表彰を授与されました

   研修会では、現在、学校現場において最も苦慮している事案の1つである「いじめの重大事態への対応」について、阪神教育事務所スクールロイヤーの松田昌明氏(弁護士)から、第三者委員会委員などを務められた経験を踏まえ、具体的な事例をもとに「いじめにおける初期対応のポイント」についてご講話がありました。
   特に印象に残ったことは、1.いじめの定義、即ち、「被害者が心身の苦痛を感じている場合はいじめであること」を全教職員が共通認識しておくことが大事だということ、2.被害者本人に寄り添った丁寧な対応が不可欠であること、3.傍観者の対応がカギを握っていること、4.学校にできないことはできないと毅然とした態度も必要であるといったことです。この研修を通して、改めて、「正しい初期対応が、いかに大切であるか」を痛感しました。しっかりと咀嚼して、今後の「いじめ対応」に活かしてまいりたいと考えています。とても実りのある研修会でした。

5月18日(水曜日)「出席停止及び学級閉鎖等の基準の見直しについて」

   新型コロナ下での生活も3年目に入り、今年のゴールデンウイークは「制限なし」の対応が取られるなど「withコロナ」の方向に徐々に移行しています。しかし、新型コロナは今でも収束の気配はなく、学校においては、感染症対策を講じながら、さまざまな教育活動を止めることなく実施してまいりたいと考えております。
   このようなことから、「教育委員会感染症対策本部会議」を開催し、国や県の基準等を参考に「出席停止および学級閉鎖等の基準」の一部見直しを行いました。5月18日から適応する「新基準」は以下の通りです。
会議の様子1

会議の様子

会議の様子2

様々な情報から対応方針を検討しました

1.出席停止の基準

1 園児児童生徒が感染した場合
   治癒するまで
2 園児児童生徒が濃厚接触者に特定された場合
   原則、感染者と最後に接触した日の翌日から14日間とする。
   ただし、「オミクロン株」については7日間とする。
   また、「抗原定性検査」において、4日目・5日目の検査が陰性の場合は、5日目からの登校を可とする。
3 園児児童生徒が検査(PCR・抗原等)を受診する場合
   陰性であることが確認されるまでとする。
4 園児児童生徒に発熱や風邪症状等がある場合(ワクチン接種後を含む)
   症状が改善するまでとする
※ かかりつけ医等から「感染の疑いや恐れがなく登校は許可」の診断を受けた場合は、登校可とする

2.学級閉鎖等の基準

1.学級閉鎖
   1 同一の学級において、複数の児童生徒の感染が判明した場合
   (既に同一世帯内で感染者が発生していた場合を除く)
   2 その他、市教育委員会で必要と判断した場合
   ※ 学級閉鎖の期間は、原則として感染が判明した児童生徒の最終登校日の翌日から5日間とする。
2.学年閉鎖
   同一学年で複数の学級を閉鎖するなど、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合は、市教育委員会と協議の上、学年閉鎖とする。
3.臨時休校
   複数の学年を閉鎖するなど、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合は、市教育委員会と協議の上、臨時休校とする。
4.その他
   保育所・こども園及び児童くらぶは、原則開所とし、保健所による調査に基づき、検査対象やそれにかかる日数を踏まえ、市教育委員会と協議の上、特別保育あるいは休所とする。
5.備考
   1 本基準は、令和4年5月18日(水曜日)から適用する。但し、感染状況等によって見直しを図る。
   2 令和4年5月18日(水曜日)時点で、既に学級閉鎖中の学級においては従前の取扱いとする。

5月17日(火曜日)「新任校長激励訪問」

お出迎え

校長先生、教頭先生揃ってお出迎えいただきました

   本日は、今年度新しく校長に昇任された荒牧中学校の山崎校長の激励訪問に行ってきました。
   教育長訪問のために事前に作成された資料に基づき話を伺ったのですが、校長としての強い責任感とやる気を感じました。
   山崎校長からは、「学校教育目標を誰もが頭にすぐに浮かぶような目標に変えた。校長を拝命するやいなや、学校教育目標の横断幕を作成し校舎の正面に掲げた。」と伺い、「こんな学校を作りたい、こんな子どもを育てたい」といった熱い思いがひしひしと伝わってきました。また、「いのちと人権を大切にしたい。少しだけムリをして生きる。」と言われた言葉も印象に残りました。
   また、自校の課題については、「学力と不登校支援です。」と答えられ、具体的な対策もしっかりと講じておられました。不登校対策としては、子どもの居場所づくりとして、民生委員などの力を借りて、荒牧センターに『ほっこり広場』を週1回開設し「まず、家から出ることを目標にします。」と言われました。学力については、今年度の全国学力調査を細かく分析され、「数学において何が問われているのか、言葉の意味(素因数分解など)が理解できていない。無解答率も高かった。」など課題を明らかにされるともに具体的な対策を説明されました。
   今回の訪問を通して印象に残ったことは、『令和4年度 荒牧イノベーション』として3つ挙げられたことです。1つには、学校教育目標の変更、2つには、未来につながる「連絡帳」の活用、3つには、校則の見直し(登校用の靴を自由にする、衣替えの期間を設けないなど)を通して生徒の主体性を育てようとしておられることです。また、「子どもたちの主体性を育成するためには、教職員の主体性を伸ばしたい」といった言葉に強いリーダーシップを感じました。
説明の様子

大変わかりやすい資料を用意してくださいました

校長説明

説明を聞いていると、校長先生のやる気をひしひしと感じました

5月15日(日曜日)「第36回わんぱく相撲 伊丹場所」

教育長挨拶

スポーツを通して大きく成長してほしいと思います

   本日、猪名野神社境内相撲場にて、多くの保護者の見守る中、「第36回わんぱく相撲伊丹場所」が開催されました。
   開会式では、主催者の伊丹青年会議所藤原理事長から、「私も幼い頃、この大会に出場し、1回戦で負けてしまいました。悔しい思いをしましたが、優勝する人以外はみんな負けます。負けて終わりではありません。負けた時に相手を称え、次にチャレンジすることが大切だと思います。」と、とても親しみのある挨拶をされました。その後、来賓として坂本副市長、中尾体育協会会長とともに私も祝辞を述べました。
取組の様子

みんな力いっぱいぶつかり合って取組をしていました

   私からは、「スポーツを通して、若隆景のように何事にも一生懸命取り組むことができたり、大谷翔平選手のように誰に対しても自分から挨拶ができたりする礼儀正しい人間になってほしい」と話しました。
   この大会には、幼稚園から小学校6年生まで、男女合わせて113名の参加があったのですが、本格的な土俵で、まわしを締め、そんきょの姿勢をとり、行司のかけ声で真正面からぶつかっていく経験は、ちびっこ力士たちにとって、とても、いい思い出になったと思います。取組は、3つの土俵で行われ、行司の軍配の度に大きな歓声が上がり、勝って大喜びするちびっこ力士や負けて涙するちびっこ力士の姿もあり、大いに盛りあがりました。
選手宣誓の様子

選手宣誓の様子

   4年・5年・6年の優勝者は、6月19日の兵庫大会(高砂市)に出場し、上位4位までに入れば、夏に「両国国技館」で行われる「全国大会」に出場することができます。4・5・6年の部で優勝したちびっこ力士たちはすばらしい体格をしていますので、どのような活躍をしてくれるのかとても楽しみです。相撲を通して、「勇気・礼節・感謝」の心を持った人間に育つことを願っています。

5月13日(金曜日)「第72回全国都市教育長協議会(山口大会)・2日目」

松下村塾ガイド

松下村塾をご案内いただきました

   大会2日目は、午前中に分野別研究発表が行われました。教育行財政分野は、青森県黒石市の山内教育長から「住みよいまちづくり」といったテーマで、人口減少に伴う小中学校の統合に関する発表でした。学校教育分野は、愛知県東海市の加藤教育長から「姉妹都市交流を通した生きる力を育む学校教育の推進」といったテーマで、郷土の偉人である細井平洲(儒学者)の教えに基づく教育実践や、米沢市、沖縄市、釜石市などとの交流事業を通した学びについての発表でした。生涯学習分野は、北海道夕張市の小林教育長から「豊かな交流と気軽な学びの場をつくる」といったテーマで発表がありました。
   特に私の印象に残ったのは、夕張市の小林教育長の発表です。夕張市は炭鉱都市として最盛期には人口117,000人、児童生徒13,000人あったのですが、現在は財政再生団体となり、人口は6,900人、児童生徒は160人と大きく減少しているということです。このような状況の中、複合施設「りすた」を中心に、「人口が減り、できなくなることが増えても交流の中にある潤いを忘れず、これまでの歴史や文化を踏まえた楽しく気軽な事業を実施する」といった小林教育長の郷土愛に満ちた取組が心に残りました。

   午後からは、世界遺産に登録されている松下村塾や吉田松陰の誕生地、明治維新の原動力となった資料を展示している「明倫館」など視察しました。2年ぶりに全国大会へ参加し、改めて、教育への熱い思いを感じ、大きな刺激を受けました。

吉田松陰生家玄関

吉田松陰生家玄関

松陰神社鳥居

松陰神社鳥居

5月12日(木曜日)「第72回全国都市教育長協議会(山口大会)・1日目」

会場の様子

久しぶりに対面にて会が実施されました

   5月12日・13日の2日間に渡って、山口県山口市のKDDI維新ホールにおいて、「第72回全国都市教育長研究協議会」が開催されました。
   開会式においては、飯野眞幸会長から、「全国から約500人の教育長の参加を得て大会を開催できることの喜びを感じる。子どものやる気調査から、こどもたちは、新型コロナにより「やる気」に相当のダメージを受けており、不登校やいじめなどが増えている。自尊感情を育てなければならない。」と挨拶がありました。引き続き、山口市長から歓迎のことばが、文部科学大臣、山口県知事などから祝辞が述べられました。
   午前中の文部科学省講話においては、「初等中等教育施策の動向」といったテーマで、GIGAスクール構想の推進やデジタル教科書など様々な最新情報の提供がありました。   午後からは、教育行財政部会・学校教育部会・生涯学習部会3つの部会に分かれて分科会が行われました。私は、学校教育部会に入ったのですが、まず、文部科学省の調査官から「学校の働き方改革」と「教員の資質の向上」について行政説明があり、その後、島根県大田市と鳥取県倉吉市の2市から実践発表がありました。分科会における参加教育長の一番の関心は、「休日における部活動の地域移行」であり「国の財政支援を早期に示してしてほしい」といった意見などが出ていました。
開会式の様子

開会式での祝辞の様子

文部科学省講話

文部科学省講話の様子

5月10日(火曜日)「第53回伊丹市人権・同和教育研究協議会総会」

会長挨拶

会長挨拶の中で、コロナにより2年ぶりに開催できたことを喜ばれておりました

   本日は、午後からスワンホールにおいて、「第53回伊丹市人権・同和教育研究協議会総会」が開催されました。
   「伊丹市人権・同和教育研究協議会」は、昭和45年(1970年)に、部落差別を基軸に人権問題に取り組む「市民組織」として結成され、以来半世紀に渡って『差別の現実に学ぶ』という姿勢で、様々な人権課題に取り組んでこられました。
   総会の開会行事においては、まず、松本会長から主催者を代表して「コロナ禍ではあるが、伊同教の9つの専門部会の一人ひとりのメンバーと、再び一緒に活動できるようになり大変うれしい」と挨拶がありました。
教育長挨拶

私から、人権教育についての教育委員会の取組などを交えて挨拶しました

   続いて私から、「現実の社会では、インターネット上で他人を誹謗中傷したり、人権を著しく侵害するような書物(全国部落調査復刻版)を出版したりするような行為が後を絶たないこと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻は、いかなる理由があっても許されるものではないこと」などを話しました。
   最後に部落解放同盟伊丹支部の池田書記長からは、「部落問題を扱った映画『破戒』」の紹介や、全国部落調査復刻版に絡む裁判で証人喚問に立ったことなどの体験談」を話されました。
書記長挨拶

書記長から実体験を踏まえた挨拶がありました

   教育委員会は、現在も部落差別が存在するといった認識のもと、「差別意識」の解消に向け、幼児期から高等学校まで発達段階に応じた人権教育を推進してまいります。また、子どもに正しい人権意識を育てるために、その指導に当たる教員の人権意識を確かなものにするために「初任者研修」を継続して実施してまいります。

5月5日(木曜日・祝)「2022伊丹市長杯・宝塚市長杯中学硬式野球大会」

試合の様子

選手が全力でプレーする姿に清々しい気持ちになりました

   本日、伊丹スポーツセンター野球場において、「2022伊丹市長杯・宝塚市長杯中学硬式野球大会」の決勝戦と閉会式が行われました。
   この大会には、神戸や明石、姫路、岡山などから37チームが参加し、5月3日から3日間に渡って激戦が繰り広げられました。この大会は、オールスター(全学年で編成)とマイナー(中学2年生以下で編成)の2つのクラスがあり、オールスターは三田市立城山公園野球場で、マイナーは伊丹市立伊丹スポーツセンターで決勝戦が行われました。
   私はマイナーの決勝戦を観戦したのですが、決勝戦は神戸中央と姫路西の間で行われ、4対1で姫路西が優勝の栄冠を手にしました。
試合後の整列

試合後の整列もきびきびと行動していました

   決勝戦を観戦する中で、まだ中学2年生という成長段階にあるのにしっかりした体格をしており100m近く球を飛ばしていることに驚きました。また、チームの中に女子選手が含まれていたのですが、フォアボールで出塁した後、果敢に盗塁を成功させるなど勝つために自分は何をしたらいいのかをよく考えてプレーをしていました。女子野球がマスコミにも取り上げられ、他の試合を見に行っても女子選手が増えてきているように感じます。そして、鈴屋理事長から、将来のことを考え、投手の球数は90球までに制限していることなどいろいろと解説を頂きながら楽しく観戦することができました。表彰式における選手の態度も、きびきびとしており、とてもさわやかな気持ちになりました。

表彰の様子

私から表彰を手渡しました

   閉会式において私からは、両チームの健闘を称えるとともに、この春のセンバツ高校野球において、4年ぶり4度目の優勝に輝いた大阪桐蔭について私が感じた強さの要因である、「基本に忠実であること、選手一人ひとりが自分は今何をすべきか、どうしたら勝てるかを常に考えながら野球をしている」ことなどを話しました。

4月30日(土曜日)「第7回 学校におけるいじめ防止対策研修会」

教育長挨拶

木下教育長による開会挨拶の様子

   午後からいたみホールにおいて、JKYBライフスキル教育研究会(代表神戸大学名誉教授 川畑徹朗氏)主催による「第7回学校におけるいじめ防止対策研修会」が開催されました。「研修会」には、東京や広島、愛媛など全国各地から大学教授や学校の管理職・教諭、指導主事などが参加されていました。
まず、川畑先生からグループワークをするために、「コロナ禍の生活で変わったことはどのようなことですか」といった質問が出され、同じような答えをした人で4人ずつのグループを組みました。
   第1部では、川畑先生から『レジリエンシー形成を基礎とするいじめ防止プログラムの内容と方法』をテーマにグループワークを交え、楽しく学ぶことができました。
   レジリエンシー(人生の変化や課題に適応し、困難を回復する力)やソーシャル・サポート、ヘルスプロモーションなど、普段あまり聞き慣れないキーワードが多かったですが、具体的な例を示していただきよく理解できました。印象に残ったことは、1.いじめは、未然防止が何より大切であること。2.幼児期において主体性や協調性などの「非認知能力」を育てることが大事であること。3.自尊感情(セルフエスティーム)を育てることが大事であること。4.レジリエンシーの高い子どもは、いじめの加害者にも、被害者にもなりにくい。といったことなどです。

講演・演習の様子

川畑先生による講演の様子

   第2部では、『目撃者の行動変容に焦点を当てたいじめ防止プログラムの内容と方法』についてJKYBが考案された教材をもとに、グループワークを行いました。その内容は、日本の子どもたちは、いじめはいけないという意識は持っているが、海外の子どもに比べ、いじめを止める行動が少ないことから、目撃者から仲裁者へと変わる過程を学びました。
   川畑先生は、ライフスキル研究やレジリエンシー研究の専門家であり、本市の教育委員を退任された後もこのように研究の成果をご教授いただけることはとてもありがたいことです。本日ご指導いただいたことを本市の「いじめ防止」に活かしてまいりたいと考えています。

第1部のグループワーク

第1部のグループワークの様子

第2部のグループワークの様子

第2部のグループワークの様子

4月22日(金曜日)「市立伊丹ミュージアム グランド・オープン」

テープカットの様子

テープカットの様子

   本日、旧岡田家住宅酒蔵で「市立伊丹ミュージアム開館記念式典」が行われました。セレモニーは、庭園において、最初に藤原保幸市長から伊丹大使であり俳人である坪内稔典氏へ名誉館長の委嘱が行われ、藤原市長による開館宣言、テープカット、伊丹シティフィルハーモニー管弦楽団によるファンファーレが行われました。
   開館記念式典は、場所を旧岡田家住宅酒蔵に移し、最初に、藤原市長から「私は幼い頃から歴史や文化にとても興味があり、伊丹ミュージアム構想は市長就任以来の夢でした。多くの市民の方に親しんでもらい、伊丹の街に誇りを持ってもらえれば嬉しいです。」と式辞が述べられ、引き続き、加藤光博伊丹市議会議長から「市議会としてもこのような施設ができたこととてもうれしく思います。多くの市民の方にこの場で歴史・文化・芸術に触れていただければ嬉しいです。」と祝辞が述べられました。その後、来賓紹介があり、金子文化振興課長から映像を交え事業概要の説明がありました。最後に、記念演奏として「丹波流酒造り唄保存会会員」による「酒造り唄」が披露されました。
酒造り唄

「丹波流酒造り唄保存会会員」による「酒造り唄」の披露

   市立伊丹ミュージアムは、江戸時代に「酒のまち」として繁栄し、その歴史と文化を長きにわたって発信してきた文化ゾーン「みやのまえ文化の郷」に、これまであった柿衞文庫、市立美術館、市立工芸センター、市立伊丹郷町館に、この度、博物館の機能を移転し、これらすべての施設を統合した『市立伊丹ミュージアム』として生まれ変わり、本日、グランド・オープンとなりました。
   今後は、美術・工芸・俳諧・歴史など多様な分野におよぶ収蔵品を中心に幅広い世代の人々に気軽に楽しめる展覧会や講演など芸術文化を通して、人とまちをつなげていく活動を行っていきます。
   私も、先日、内覧させていただきましたが、展示等に様々な工夫が凝らされており、伊丹の縄文時代から近世までの歴史や文化がよく分かり、改めて、生まれ育った伊丹の街に誇りを覚えました。

4月21日(木曜日)「第1回初任者研修」

教育長講話1

私から伊丹のめざす教育について講話いたしました。

   本日、伊丹市教育委員会主催の「第1回初任者研修」を実施しました。今回の初任者研修には、正規職員に加え、臨時講師にも参加を呼びかけ、合計66名が受講しました。
   午前中は、私(教育長)から「伊丹のめざす教育」についての講話と、総合教育センター情報担当指導主事による「情報モラル・情報セキュリティ」についての講話を行いました。午後からは、外部講師(ANA大阪空港株式会社)による「接遇について」の講話と、職員課長による「服務規律の確保について」の講話を行いました。
   私から初任者への講話は、採用内定式、入所式、初任者研修と、3回目なのですが、今回は、「令和4年度伊丹市教育基本方針」、「教師の基本」、「危機管理」、「確かな学力の育成」について講話を行いました。

教育長講話2

みなさんには初心を忘れずに日々の教育に取り組んでほしいと思います

   「令和4年度伊丹市教育基本方針」については、学校の役割や今年度重点的に取り組むこととしての幼児教育の充実、確かな学力の育成、新しい時代に対応した教育の推進について話しました。
   「教師の基本」については、清楚な服装、丁寧な言葉遣い、分かる授業について具体的な例を挙げながらお話しました。特に強調したことは、1.初心を持ち続けること、2.子どもの主体性を伸ばすこと、3.自分自身の人間性を磨くこと、即ち、努力する心や謙虚な気持ち、感謝の心、礼儀正しさなどを磨くこと、4.仕事の成果は、「情熱×考え方×能力」の掛け算であり、1つが欠けてもマイナスやゼロになることなどを話しました。
   「確かな学力の育成」については、本市の現状、学習状況調査から見えてきた課題である自尊感情の育成、基本的生活習慣(スマホ・朝食・就寝時間)の確立、主体的・対話的な学びと学力の相関、今後の取組などについて話しました。私の講話については、その後、個人での「ふり返り」と「グループでの意見交換」を行いました。
   「接遇研修」については、ANA大阪空港株式会社野村奈緒氏から、接遇マナー(第一印象や言葉遣い)、傾聴、電話対応など、教員として保護者対応などにおいて心がけておかなければならないことをお話しいただきました。
   昨年度はコロナの影響でオンラインにて実施しましたが、今年度は対面で行うことができました。こういう機会に他校の初任者同士のつながりを作ってほしいと思います。
   初任者にとっては、丸1日の研修で疲れたと思いますが、研修で得たものを活かし、児童生徒や保護者から信頼される教師になっていただきたいと思います。
グループ討議1

私の話を聞いて一人一人がしっかりと振り返っていました

グループ討議2

日々の授業での悩みなどについて初任者同士で意見交流を行っていました

4月13日(水曜日)「第1回教頭会」

教育長あいさつ

新年度を迎え、教頭先生の心構えについて話しました。

   本日午後から、「第1回教頭会」を開催しました。最初に、教育委員、事務局職員、教頭の紹介を行いました。
   『研修』は私が講師を務め、「令和4年度伊丹市教育基本方針」「学校経営」「教頭の職務」の3点を中心に講話を行いました。
   1つめの「令和4年度伊丹市教育基本方針」については、今の時代を踏まえた今年度の「教育方針」や「学校の役割」、「重点的な取組」について話しました。
   2つめの「学校経営」については、管理職に必要な資質として「教育ビジョン、人材育成、危機管理、説得力、決断力及び人間力など」について、具体的な事例を挙げながら話をしました。学校は、管理職に「学び続ける姿勢と改革心」がある時はよい方向に向かうが、それらを失ったときに衰退が始まることを伝えました。人材育成については、人を育てない組織は滅びることを例に挙げ、具体的な人材育成の手段について話しました。また、危機管理については、昨年度、本市で実際に起こった事案をもとに、具体的な対応の仕方などを話しました。
教育長あいさつ2

資料がデジタル化され、私の資料も紙からタブレット端末に移行してきました

   3つめの「教頭の職務」については、「教頭としての具体的な職務内容」と「心構え」について話したのですが、心身ともに健康で職務を遂行するためには、「見通しを持って仕事をすること」、「分からないことは、一人で悩まず校長や他校の教頭、市教委の指導主事に聞くことが必要であること」などをアドバイスしました。
   最後に、「学校経営」をテーマに、個人ワークとグループワークを行いました。個人ワークでは、真剣に自分と向き合いながら考え、言葉にする姿が見られました。グループワークでは、ワークシートを見せ合いながらお互いに伝え合い、いい雰囲気で意見交流ができていました。主体的にテーマに取り組むことにより、本日の学びがより充実したものになったと思います。
個人ワーク

それぞれの信念に基づき、記述されていました

グループワーク

意見交流を通じて、考えが明確になっているように感じました

4月12日(火曜日)「第1回 ささはらこども園入園式」

園長あいさつ

園長先生から入園児・保護者に向けお祝いの言葉が送られました

    本日は、市内の6つの公立幼稚園と4つの公立こども園で「入園式」が行われました。今年度は、平成30年度に策定した『伊丹市幼児教育推進計画』に基づく統廃合等(幼稚園16園→6園、保育所7園→5園、こども園1園→4園)が終了し新体制による幼児教育がスタートの年です。
    私は、今年度開園した「ささはらこども園」の入園式に出席してまいりました。ささはらこども園には、0歳児6人、1歳児15人、2歳児14人、3歳児33人、4歳児9人、5歳児3人、合計80人の新入園児が入園され、全員で245名になりました。このような大勢による入園式は初めて経験しました。
担任発表

みんなドキドキの担任発表

   入園式では、国歌清聴のあと、中村亜希園長から「お祝いの言葉」がありました。中村園長は、新入園児に対して「お友だちと一緒にお歌を歌ったり、遊んだり、水遊びをしたり、いっぱい遊びましょう」とあいさつをされました。また、保護者に対しては、「子どもさん方の成長や気づきをお便りにしたり、ホームページでお知らせしたりしてまいります。保護者の方が安心できる環境を整えてまいります。歴史的に由緒ある『ささはら』にふさわしい幼児教育を推進してまいります」とあいさつをされました。その後、来賓紹介、祝電披露が行われ、最後に0歳児から5歳児までの担任紹介が行われました。
   入園式の前後に中村園長から、園の経営方針などを伺ったのですが「大勢の子どもの中で、様々な個性の子どもに触れあうことで、多様性や主体性を伸ばしていきたい」という思いが伝わってきました。また、0歳児から5歳児までの保育を参観させていただいたのですが、開園したばっかりなのにどの年代の保育室においても、活気と元気よさを感じると共に、ずいぶんと前から一緒に生活しているようなしっとりとした雰囲気を感じました。中村園長の神津こども園での長年に渡る経験が60名の保育者にしみこんでいるのではないかと思いました。私も活気のある子どもたちの姿に触れ元気をもらいました。
会場の雰囲気

園児のみなさんは、明日からの園生活を楽しみにしている様子でした

入園式の立て看板

これからたくさんの歴史が刻まれていきます

4月10日(日曜日)「伊丹市少年野球連盟指導者講演会」

会長あいさつ

会に先立ち会長から挨拶がありました

    本日午後から、きららホールにおいて、伊丹市軟式少年野球の指導者及び関係者を対象に「伊丹市少年野球連盟指導者講演会」が開催されました。2か月ほど前に、伊丹市軟式少年野球連盟の加藤光博会長が私の所に来られ、「少年スポーツのあり方も随分と変わってきているので、指導者としての心構えなどを話してもらえませんか」というのがきっかけで、私が講師を務めさせていただきました。
    私は、昭和48年(1973年)に中学校の教員になり、その後、教育委員会の指導主事や中学校長、教育長などトータル50年間、教育一筋に歩んできました。その間、子どもとの触れ合いや様々な人との出会いなどを通して多くの感動や学びを得ることができました。本日は、そのようなことをふり返りながら、「教育者として歩んだ道」「私の人生哲学」「スポーツから学んだこと」などについて講演させていただきました。
教育長講話1

これまで教職に携わってきた中での経験を踏まえてお話しさせていただきました

    「教育者として歩んだ道」においては、特に初めて出場した「全国大会」で、ある中学校の選手の活躍に目を奪われ、その指導者の所へ飛び込んでいき、指導者としての考え方や指導方法を学んだこと、指導主事時代に苦労したこと、校長として取り組んだこと、現在、教育長として力を入れていることなどを話しました。
    「私の人生哲学」においては、私の教育信条(誠実・スピード・シンプル)や、その年代・その年代で私の支えとなった哲学(継続こそ力なり、迷ったら困難な方を選ぶ)などについて、「心を磨くことの大切さなど」について話しました。
    「スポーツから学んだこと」においては、「生き方や考え方」に影響を受けたアスリートや指導者などについて具体的なエピソードを交えながらお話ししました。最後に、指導者に望むこととして、人間性の育成が大切であることを話しました。
教育長講話2

時代も変わり、少子化も進んでいますが、指導者の皆さんには健全な子どもの成長にこれからもお力を貸していただきたいと思います

    今回の「伊丹市少年野球連盟指導者講演会」は、これまで後ろを振り返ることなく前ばかり向いて歩んできた私にとって、自分自身を振り返るよい機会となりました。

4月5日(火曜日)「第1回校園長・所長会」

教育長挨拶

年度初めとして管理職として心がけてほしいことを話しました

   本日、午後から、教育委員と事務局課長級以上職員の「顔合わせ」を行いました。会においては、教育委員、事務局幹部職員の紹介に引き続き、私から、今年度の抱負等を述べました。具体的には、「『令和4年度伊丹市教育基本方針』に掲げたことは全て実践していく、新型コロナの動向にかかわらず創意工夫のもとに『学びを止めない』ことを基本に事業を進めていく、縦と横の連携を大切にした教育を推進する」といったことです。
   引き続き、「第1回校園長・所長会」を開催しました。最初に、教育委員、校園長・所長、事務局幹部職員の紹介を行いました。

研修(個人ワーク)

みなさん、自分の組織をイメージし、真剣に考えておられました

   『研修』は、私が講師を務め、大きくは2点「令和4年度伊丹市教育基本方針」と「学校経営」について講話を行いました。「学校経営」においては、管理職に必要な資質である「教育ビジョン」、「人材育成」、「危機管理」、「説得力」、「決断力」、「人間力等」について具体的な事例を挙げながら話をしました。私の話を聞いて、校園長等が「管理職に必要だと思う資質」について個々に考え、その後グループワークで意見交流を行いました。
   管理職によって、学校は良い方向にも悪い方向にも変わります。管理職が、「学び続ける姿勢」と「改革心」を持ち続けることを願っています。

研修(グループワーク)

意見交換をすることで、また新たな気づきがあったことと思います

   また昨年度、全国において中高生の自殺者が過去最多を更新したことから、「自殺予防の教育」について、ゲートキーパー研修の必要性などについてお話ししました。

4月4日(月曜日)「出席停止及び学級閉鎖等の基準について」

   新型コロナ対応の「まん延防止等重点措置」が全面解除されて10日、国内各地で感染者数が再び増加に転じています。第6波の主流となったオミクロン株の「BA.1」よりも感染力が強い別系統の「BA.2」への置き変わりが急速に進んでおり専門家もリバウンドへ危機感を募らせています。
   このような状況の中、まもなく学校は新学期を迎えますが、感染症対策には万全を期して、教育活動を止めることなく推進してまいりたいと考えております。
   つきましては、新学期から、国や県の基準に基づき、『出席停止及び学級閉鎖等の基準』の見直しを図ろうと考えていたのですが、上記のような状況から、本日、「教育委員会感染症対策本部会議」において協議した結果、当面の間、現在の基準で対応することとしました。
 

会議の様子

教育委員会での対策本部会議の様子

会議の様子

各基準について確認しています

1.出席停止の基準

(1)園児児童生徒が感染した場合
治癒するまで

(2)園児児童生徒が濃厚接触者に特定された場合
原則、感染者と最後に接触した日の翌日から14日間
ただし、オミクロン株については原則当該感染者の発症日等から7日間とする
また、4日目及び5日目の抗原定性検査キットを用いた自費検査(薬事承認されたもの)で陰性が確認された場合は5日目から登校可とする

(3)園児児童生徒が検査(PCR・抗原等)を受診する場合
陰性であることが確認されるまで

(4)園児児童生徒に発熱や風邪症状等がある場合(ワクチン接種後を含む)
症状が改善するまで
※ かかりつけ医等から「感染の疑いや恐れがなく登校は許可」の診断を受けた場合は、登校可とする

(5)同居者が検査(PCR・抗原等)を受診する場合
同居者が陰性であることが確認されるまで
※ 「職場等の方針による検査」、「入院・手術に伴う検査」等は、原則、自宅待機を不要とする

(6)同居者に発熱や風邪症状等がある場合(ワクチン接種後を含む)
症状が改善するまで
※ ワクチン接種後に発熱や風邪症状等が見られるときには、副反応であるに関わらず、出席停止とする
※ かかりつけ医等から「感染の疑いや恐れがない」との診断を受けた場合は、登校可とする

2.学級閉鎖等の基準

1.学級閉鎖
    1 同一の学級において、複数の児童生徒の感染が判明した場合
    2 感染が確認された者が1人であっても、周囲に未診断の風邪等の症状を有する者が複数いる場合
    3 1名の感染が判明し、複数の濃厚接触者が存在する場合
    4 その他、市教育委員会で必要と判断した場合
※    学級閉鎖の期間としては、原則として5日間(実質的には最終接触日から7日目までの期間に相当)とする。

2.学年閉鎖
同一学年で複数の学級を閉鎖するなど、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合

3.臨時休校
複数の学年を閉鎖するなど、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合

4.その他
保育所、こども園及び児童くらぶは、原則開所とし、保健所による調査に基づき、検査対象やそれにかかる日数を踏まえ、市教育委員会と協議の上、特別保育あるいは休所とする


 

4月1日(金曜日)「令和4年度 教育委員会入所式」

宣誓の様子

天王寺川中学校 長谷川教諭による宣誓

 

   本日、午後3時から総合教育センターにおいて『令和4年度教育委員会入所式』を行いました。
   今年度は、小・中・高・特別支援学校、幼稚園、保育所、こども園における新規採用者、指導主事採用者、交流人事採用者を合わせて、66名にのぼりました。
   最初に、私から『歓迎のことば』として、「誠実・スピード・シンプルを心がけて仕事をしてほしい」また、「服装や言葉遣いは人格を表すものであり、社会の常識を踏まえ、子どもや保護者に対応してほしい」といったことを話しました。その後、新規採用者を代表して、天王寺川中学校の長谷川哉子教諭から教育公務員としての『宣誓』があり、引き続き、瑞穂小学校の花田大樹教諭から『抱負』が述べられました。抱負の中で「『学び続ける力や指導力、総合的な人間力』を磨いていきます。」と力強く語られたこと、「おはよう、ありがとう、ごめんなさいというあいさつは人と人をつなぐ魔法の言葉です。素直な気持ちであいさつを交わすことを教育活動の基盤に据えていきます。」と語られたことが印象に残りました。

豊富発表の様子

瑞穂小学校 花田教諭による抱負発表

   新たな門出にふさわしい、緊張感のある入所式でした。伊丹の教育の担い手として、若いハツラツとした仲間が増え、うれしい限りです。「初心忘るべからず」、今の初々しい気持ちをいつまでも持ち続けてほしいと思います。
   入所式と前後して、県教育委員会から校長に昇任、採用、配置換、転任の辞令を受けた11名の先生方と、新たに教頭に採用された2名の先生方が報告に来られました。代表者から「管理職としての決意」が述べられたのですが、管理職としての強い決意が感じられました。私からは、「子どもの命と教職員の生活を預かっていることを常に頭に置いて経営に当たってほしい」と激励の言葉を述べさせていただきました。

校長採用者等

校長昇任者等から力強い決意を感じました

教頭採用者

新たな教頭採用者には管理職として頑張っていってほしいと思います

教育長歓迎のことば

歓迎の言葉として、仕事に取り組む姿勢等を話しました