「ことば文化都市伊丹」認定10周年、宮本輝さんの母校・追手門学院大学創立50周年、田辺聖子さんの母校・樟蔭学園創立100周年というトリプル周年を記念して、両大学教授による記念講演「ことば文化サミット」を開催しました。
ことば文化サミットは2部構成となっており、1日で2人の文学に触れていただきました。第1部では、追手門学院大学の第1期生として入学し、4年間の大学生活をもとに宮本さんが描いた小説「青が散る」の背景などついて、同大学教授の真銅正宏さんが解説。第2部では、田辺さんがさまざまな大阪弁を取り上げ、ユニークな解説がされたエッセイ「大阪弁おもしろ草子」について、社会言語学を研究している大阪樟蔭女子大学教授の田原広史さんが、田辺さんの言葉のセンスの鋭さなどを語ってもらいました。