現在、感染拡大防止のために一定の制約が生じながらも、社会活動は回復の傾向にあります。新型コロナウイルス感染症の影響で長引いた自粛生活により、体力や筋力の低下を実感されている方もおられることと思います。
引き続き、お家で取り組める工夫もしながら健康を維持しましょう!
「わざわざ体操をするのは面倒だな。」と感じる方も、テレビのCMの間などの"すきま時間"を活用して筋力低下を予防しましょう。
栄養が不足すると、筋力・体力・免疫力が低下して、虚弱な状態が進行します。
食事を工夫することも大切ですが、歯や歯肉の状態が悪くなったり、噛む・飲み込むなどの機能が低下すると、しっかり食べることが難しくなります。
「入れ歯が合わない」「歯ぐきが悪い」などの症状がある方は、早めに歯科医にご相談ください。また、噛む・飲み込むなどの機能を維持するために、食前などのすきま時間を利用して、お口の体操をすることもおすすめです。
新型コロナウイルス感染を予防しながらフレイルを予防(PDFファイル:1.1MB)
「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気を付けたいポイント(日本老年医学会作成)(PDFファイル:894.9KB)
コロナ禍で高齢者の『転倒⇒骨折』のリスクが高くなっています。
長期の自粛生活で活動量が減り、筋力が低下することで、特に「転倒して骨折をする危険性が高くなっているのではないか」という心配が高まっています。
高齢者にとって転倒は怖いものです。なぜなら、転倒による骨折で寝たきりになり、要介護状態になることが決して少なくないからです。
「つまずかない」「転ばない」ために大切なことを、以下に掲載しています。
転倒を予防しよう!見直そう!身体と環境(PDFファイル:982.2KB)