伊丹市立図書館ことば蔵は、「継続は力なり」をテーマに、「第10回日本一短い自分史」の作品を募集。大賞に神奈川県横須賀市の須山さんの作品「継続は誰かを救う」を選びました。
日本一短い自分史の募集は平成25年度から始まり、今回が10回目の開催となります。9月1日から募集し、市内外から計222点の応募がありました。今回は坪内稔典・市立伊丹ミュージアム名誉館長、湯浅俊彦・追手門学院大学教授、中周子・田辺聖子文学館館長の審査により、大賞と秀作が決定。大賞に選ばれた須山さんの作品は、郷土研究「伊丹公論」復刊33号に全文が掲載され、副賞の図書カード5千円分が贈られます。
大賞を受賞した須山さんは受賞後「この度はありがとうございます。大賞を頂いた事で、継続が私の心も救ってくれた様に感じました。最近ようやく腰まで髪が伸びたので、再び寄付をしようと考えています。この作品を通して、少しでも多くの方がヘアドネーションに興味を持って下さったらこの上ない喜びです。」と、話してくれました。