地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、伊丹市ポータル「いたみん」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

伊丹市ポータル「いたみん」

令和5年度

令和5年度教育トーク

日時:令和5年10月29日(日曜日) 10:00~11:45
場所:伊丹市立総合教育センター

1部 教育長から講話「伊丹市の学力と体力の現状と対策」について説明
2部 教育委員会と参加者の意見交換会

学力の向上

・保護者として感じるのだが、中学生になって自身で計画的に学習することを学校で指導してもらっているが、なかなか難しい。中学校で急に学習の仕方が変わる部分があるので、小学校から、例えば高学年から計画的な学習の進め方を指導してもらうとか、勉強の仕方について教えてもらえるとありがたい。

・土曜学習や放課後学習に関わっているが、そこで気がついたのは子どもたちに時間と場所を保障してあげれば、必ずできるようになるということ。
いろいろな取り組みを進める中で、何らかの要素が子どもの成長のきっかけになることがある。担任と学校、地域が力を合わせて、子どもたちが課題を克服できるよう、みんなで子どもたちを見守れる学校となるよう、進めていきたい。

体力の向上

・子どもの運動量を確保しなければと思うが、周りにあまり遊ぶところがない。街中ではいつも走ってはいけないというように止めてしまうことが多く、外に行っても公園とかでお散歩する程度になってしまっている。

・ボール遊びが禁止されている公園が多い。他市では地域の自治会やPTAなどと会合を持ってルール作りをするというようなことを聞いた。そのようなことができればと思う。

不登校

・子どもが不登校になったときに、窓口というか、相談できるところがあるとすごく安心できる。予算的な面もあると聞くが、できれば配置を今後も継続していただけるとありがたい。

・最近の傾向として小学校段階で休んでしまっていることが多くなってきている。小中連携はかかせない。もっと言うと保育所、幼稚園からの連携も大事。なかなか特効薬はないのかなと思う。

・やまびこ、午前登校、放課後登校など、様々な支援をいただいている。学びをとめない選択肢は実はいろいろある。それが分かるマップのようなものがあれば、子どもが不登校になったときに保護者はうろたえなくてすむのかなと思う。

部活動の地域移行

・課題は簡単にいうと、指導者の確保、場所、資金。地域でそれらを揃えるのは、はっきり言って難しいという状況だが、やらないといけない。昔のイメージは捨てて、新しい意識を持たないといけないと思っている。

・部活動ごとに課題がある。例えば野球部では、外にボールが飛んでいき近隣の家の屋根にあたって損害が出た場合、現在は地域から顧問や管理職が呼び出され、補償や念書等の対応がある。そういった中で、顧問やコーチになりたがる人がいるのかなと。地域からのお声を外部指導者が受けられるのか。

・大会の手続きについて、現在は基本的に全部学校にきて、書類のさばき等は教員が一手にうけていた。そういった課題をあげながら、どのように進めるかの検討を進めている。

幼小連携

・小学校に行ったら、どんなことがあって、どういう楽しみがあるのかが、年長さんになったときにわかるような教示やイベントがあったら、親としてもうれしいと思う。

・子どもが幼稚園の年長だった時、小学校5年生と交流があって、給食を一緒に食べたり、プールに一緒に入ったり、休み時間に一緒に遊んだりという経験をした。その中で学校の様子が分かり、入学してもとてもスムーズに慣れることができた。やはり交流というのは大事だなと感じた。

交流1

交流の様子1

交流2

交流の様子2