緑ケ丘公園にある賞月亭(しょうげつてい)が国際交流に係る公園施設として、都市公園が果たしてきた意義・役割を象徴する全国165の施設の一つに登録(都市公園制度制定150周年記念公園施設登録)されました。
賞月亭は、中国の伝統的な建築物「亭(ちん)」のことで、亭は日本の「あずまや」にあたります。
賞月亭は、伊丹市の国際友好都市である中国の佛山市から、末永い国際友好のために提携5周年及び伊丹市制50周年を記念して寄贈され、平成2年に完成しました。
佛山市の中山公園にある迎春亭をモデルにしており、屋根をふく金色のるり瓦や床に使われる御影石、欄干部の白色大理石などは全て中国から運ばれ、中国人技術者により組み立てられています。
下池中央付近に位置する賞月亭からは池全体を眺めることができるので、バードウォッチングや休憩など市民の憩いの場として親しまれています。
現在は、祝日を除き毎週火曜日と木曜日の9時から15時に開放しています。
緑ケ丘公園の施設情報はこちらをご覧ください。
令和5年(2023年)は、都市公園制度の始まりとされる太政官布達第16号が明治6年(1873年)1月に発出されてから150周年にあたるため、国・地方公共団体・関係団体により「都市公園制度制定150 周年記念事業推進委員会」を設置し、年間を通じて、都市公園制度制定150周年記念事業が実施されました。
都市公園制度制定150周年記念公園施設登録は、記念事業の 150 周年記念顕彰として、都市公園制度制定以降 150 年に亘る長い歴史の中で、都市公園が国民の暮らしやライフスタイルを投影しながら果たしてきた役割を振り返り、これらを象徴し、かつ現存する公園施設を登録の上、先人が築いてきた公園整備のプロセスや市民とのかかわりの歴史としてこれらの公園施設の事跡を記録し、広く国民に周知するとともに次世代に伝えることを目的としています。
詳しくは、都市公園制度制定150周年記念事業ポータルサイト(外部リンク)をご覧ください。
都市交通部みどり公園室公園課
〒664-8503 伊丹市千僧1-1(市役所4階)
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