レファレンス協同データベースは、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べもののためのデータベースです。
公共図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館等におけるレファレンス事例や調べ方マニュアル、特別コレクションなどのデータを蓄積し、またそのデータをインターネットを通じて提供しています。
図書館等におけるレファレンスサービスと、一般利用者の調査研究活動を支援することを目的としています。
レファレンス協同データベースのホームページ
伊丹市立図書館「ことば蔵」もこのレファレンス協同データベース事業に参加しています。レファレンス事例の一部は一般に公開しています。
伊丹市立図書館「ことば蔵」レファレンス事例
2017年11月には、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)による「Library of the Year2017」のライブラリアンシップ賞を「レファレンス協同データベース事業とその参加館および協力者」が受賞しました。図書館「ことば蔵」も参加館の一つとして同賞を受賞しました。
Library of the Year 2017 ライブラリアンシップ賞受賞!
また、図書館「ことば蔵」が数多くのレファレンス事例を登録したことで、レファレンス協同データベース事業に貢献したとして、平成29年から8年連続でお礼状をいただきました。令和5年度の図書館「ことば蔵」の年間データ登録ポイントは945ポイントで、全国2位でした。調べ方マニュアルの累積データポイントは1706ポイントで関西1位です。また、年間データ被参照件数(アクセス数)が29万件を超え、多くの方に登録事例をご覧いただいています。
以下の選定基準のうちいずれかを満たした参加館(国立国会図書館(中央館)は除く。)を御礼状の送付対象館とします。対象データはレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクションとし、登録データ1件につき下表のとおりポイントを付与します。
基準1:累積データ登録ポイント令和5年12月31日までに登録されたデータの総ポイント。登録データの公開レベルに応じてポイントを付与し(上表参照)、新たに1,000ポイント以上となった館を対象とします。 ただし、「一般公開」「参加館公開」の令和5年の年間データ登録ポイントの合計が10未満の館は、御礼状の対象外となります。 基準2:年間データ登録ポイント令和5年1月1日から12月31日までに登録されたデータのポイント。登録データの公開レベルに応じてポイントを付与し(上表参照)、200ポイント以上の館を対象とします。 ただし、「一般公開」「参加館公開」の令和5年の年間データ登録ポイントの合計が10未満の館は、御礼状の対象外となります。 基準3:調べ方マニュアルの累積データ登録ポイント令和5年12月31日までに登録された調べ方マニュアルデータの総ポイント。登録データの公開レベルに応じてポイントを付与し(上表参照)、新たに50ポイント以上となった館を対象とします。50ポイントで御礼状の対象となった館は、以後、100ポイント、150ポイント、......に達すれば再び御礼状の対象となります。 ただし、「一般公開」「参加館公開」の令和5年の年間データ登録ポイントの合計が10未満の館は、御礼状の対象外となります。 基準4:年間データ被参照件数(アクセス数)令和5年1月1日から12月31日までの被参照件数の合計。23万件(※)以上となった館を対象とします。 ※ 基準数の算出式(御礼状を創設した平成20年の基準数に対し、平成20年から令和5年の被参照件数の伸び率を掛けたもの)
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令和5年度お礼状