伊丹市職員を装った電話による還付金詐欺が増加しています。(通報者は全て伊丹市にお住まいの高齢者)
今後も同様な手口の還付金詐欺事件につながるケースが発生する可能性がありますため、被害を未然に防止するためにも、情報を提供させていただきます。
伊丹市役所の「国民健康保険課」あるいは「健康保険課」の職員、「イトウ」、「スズキ」と名乗る人物から以下のような還付金詐欺の電話がありました。
<事例1>
過去5年間の保険税で払いすぎのものがあり、手続きをすれば 23,365円をお返しできるとの連絡があった。5月末が申請の締め切り日で期限が過ぎているが、今日中であれば、ゆうちょ銀行以外の金融機関で手続きすることができる、と言われた。
<事例2>
12月にピンク色の封筒を送ったが、確認したかとの連絡があった。通報者が「あったかもしれない」と回答すると、期限が切れているのでもう一度送ると言われた。
他にも自治体職員や社会保険事務所職員、税務署員を名乗り、社会保険料、税金の還付金手続きのためにATMへ誘導して送金させる「還付金詐欺」が増加しています。
手口としては、「今日中」「1時間以内」などと言って手続きをせかすことで、本人に冷静に考えたり周囲に相談する余裕を与えません。
また、金融機関のATMコーナーでは、声かけなどの振り込め詐欺対策をとっていることから、操作の様子が周囲から見過ごされがちなスーパーやコンビニなどのATMへ誘導するケースも見られます。
しかし、注意すれば被害を未然に防ぐことが可能です。”市役所職員”などの言葉に惑わされないよう、以下の点に注意してください。