みどりの維持管理ボランティア活動「伊丹市公園アダプト事業」に参加して、
草花や樹木に触れ合いながら、新しいコミュニティーをつくってみませんか
「アダプト(adopt)」は英語で「養子にする」という意味を持ちます。
アダプト活動は、1985年アメリカで生まれたハイウェイの清掃活動が原型と言われています。当時テキサス州のハイウェイに散乱したゴミの清掃にかかる膨大な費用に頭を痛めていた州運輸局が市民に清掃活動への協力を呼びかけたところ、市民や地元の企業が道路を養子に見立てて清掃するという仕組みが誕生したのです。
日本でもアダプトという呼び方はされていませんでしたが、昔から普請(ふしん)という形で、行政が費用を出せない時に住民が自ら作業を買ってでて道路を整備するなど、同様の取り組みがなされていました。そのような素地があったからなのかはわかりませんが、現在は道路だけでなく公園も対象とした様々なアダプト制度が各市町村で導入されています。
伊丹市公園アダプト事業とは、市民と伊丹市が協働で進める新しい公園の維持管理ボランティア活動です。
伊丹市公園アダプト事業では、市が管理する公園の一部を「養子」に見立て、市民ボランティアが清掃・除草・樹木の維持管理・花壇の育成管理・花苗の生産などの活動を「里親」となり行っています。
「伊丹市公園アダプト事業実施要領」にもとづき一定の条件に合致する公園において、伊丹市に代わって公園の維持管理活動に取り組もうとする活動団体と伊丹市がそれぞれの役割を定めてアダプト活動に関する合意書を取りかわします。
伊丹市では、現在つぎの団体と公園アダプト活動についての合意書を取りかわしています。
ケーブルテレビ市広報番組「伊丹だより」の市政情報で、「ふやそう!花とみどり~公園アダプト事業~」が放送されました。(令和2年11月9日から11月16日まで)
下記リンクから、ぜひご視聴ください。