伊丹市では、「教育の原点は家庭にある」という視点に立って、家庭教育4つの基本を提言しています。
(1)家庭は心の庭
家庭は、家族がふれあい、一人ひとりが家族の一員として安心と喜びを感じ、心がやすらぐ場であることが大切です。
(2)家庭は感性を育む泉
家庭は、家族との多くの体験を通して思いやりや豊かな感性を育てる場です。
(3)親は最初に出会う教師
家庭は、善悪の判断、生活に必要な基礎技術などをしっかりと身に付け、社会に踏み出す第一歩としての機能を担います。
(4)親は言葉の良きキャッチャー
家庭は、家族との会話や一緒に過ごすことを通してコミュニケーション能力を育む場です。
クローバーちゃんは、家庭教育の充実を願い、幸せの4つ葉のクローバーから生まれました。
家庭教育支援を市民みんなの課題とし、「人づくり・まちづくり」としての家庭教育を一層展開するため、「家庭の日」だんらんホリデー事業を学校園はじめ、地域や市民団体、企業などの各団体に広く呼びかけながら、市民各層の幅広い事業参加と啓発に努めています。
毎月第3日曜日は、「家庭の日」だんらんホリデーです。
だんらんホリデーでは、子どもと一緒に楽しむことや、また、家族団らんの機会を進んでつくり、心触れ合う明るい家庭づくりに努めるなど、だんらんホリデーをきっかけに、市民みんなで家庭や家族について改めて考えることを目的としています。
・家庭教育推進事業(就学前家庭教育学級・思春期家庭教育学級)を実施し、家庭教育の学習機会の少ない親にも配慮した学習の場を提供しています。
小学校の一日入学、中学校の入学説明会において、家庭教育学級をこの機会に改めて家庭・家族のことを考えてもらう学習の機会として実施しています。
子どもに腹が立ったり、理解できない行動をしたときに思い出してください
わ 我が家のルール 子どもの財産 《よそはよそ と 信念をもって言おう》
た 頼りになるのは 親のネットワーク 《同じ子育て中 親も友だち作ろう》
し 知ろう 親もスマホの危ない所・良い所・使い方 《依存症にしない》
た 食べること 話を聞くこと 大切に 《これが基本。1丁目、1番地》
い 一緒にいる時間 大切に 《お説教や干渉ではなく、共同作業を》
ひ 日々の生活の積み重ねの中で子は学んでいる 《見ていないようで見ている。しみこんでいる》
と 友だちが親より大切になる時期 《独立の第一歩。でも、間違いは温かく助言》
の 望みは大きくよく見てよくほめよう 《学び好きな子を育てよう》
み 未知の道ではない 思春期 自分も来た道 《時代は変わっても・・・》
ち 力になるのは家族の応援 《どんな時でも いつの時代でも》
(元幼稚園長・小・中学校長、前家庭教育推進員 和久 一美 先生)
教育委員会事務局生涯学習部社会教育課
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