厳しい財政状況の下、限られた財源を最大限有効にかつ計画的に活用する健全な行財政運営を行っていかなければなりません。
今後、地域主権や地方分権の一層の推進により、地域自らの判断と責任において様々な諸課題に取り組んでいくことが求められる中、伊丹市総合計画(第5次)に掲げる将来像の実現に向け、行財政運営の取り組みとして平成23年度から平成27年度までの5ヵ年を計画期間とする伊丹市行財政プランを策定し、歳入の確保と歳出の不断の見直しに取り組んでいきます。
一括ダウンロード伊丹市行財政プラン【全体版】 (PDF:714.9KB)
計画期間における財政収支の見通しでは、5ヵ年で約109億円の財源不足が見込まれ、基金からの繰り入れや行財政プランに掲げる取り組みによる財源対策をしてもなお、約31億円の財源不足が生じると見込まれました。
計画期間中においても財政健全化に資する事務事業の見直し等を行い、行財政改革の更なる推進に取り組んだ結果、当初計画していた効果見込額約28億円に対し、約47億円の効果が得られ、財源不足の解消に大きく寄与しました。
また、市民が財政状況に関心を持ち、自らその内容を確認できるようわかりやすく説明していくため、他の地方公共団体とも容易に比較できる指標について目標数値を設定し、その状況を毎年度検証しました。
この結果、当初目標としていた財政指標は全て達成しました。
伊丹市行財政プラン(平成23年度~平成27年度)取り組みの総括 (PDF:3.1MB)
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