「ことば蔵賞」を受賞した大地舞さん(市立西中3年)
架空の本のタイトルの出来を競う「第1回タイトルだけグランプリ」の作品を募集、最高賞(田辺聖子名誉館長賞)に、埼玉県所沢市の学生、石河さん(20)の「無意味ってどんな味? 現代の食育問題の回答がここに!」が選ばれました。
田辺聖子さん、宮本輝さんという二人の芥川賞作家が市内に居を構えることにちなんで企画。自分で考えた架空の物語のタイトル(10字以内)とサブタイトル(20字以内)を募集した結果、全国から947点の作品が集まりました。
最高賞の石河さんは「ストーリーを想像していたら、ひらめいた。いつか、このタイトルの本を書いてみたい」と話していました。他の入賞者と作品は次のとおり。
「無意味ってどんな味? 現代の食育問題の回答がここに!」
石河さん(埼玉県所沢市)
「2月29日 もういいだろう。忘れることを許してくれ。」
冨松さん(横浜市)
「大仏さまの寝ぐせ~まさか!?本当に!?日本の不思議をあばく!」
中常()さん(広島県福山市)
「たまご。~黄身と白身の出会い。そして別れ・・・」
大地()さん(伊丹市)