街路樹は、景観向上機能や環境保全機能、防災機能など、様々な機能を持っています。これらの機能は、市民生活に安らぎや潤いを与え、都市の価値を高めています。
伊丹市では、通常管理に加え、日常点検・緊急時点検を行っています。通常管理では、定期的な高木剪定(2~3年程度に1回)や低木剪定(年1~2回)、落葉清掃や潅水作業等を実施しています。
日常点検は、要望対応時に職員が現場確認を行うほか、定期的な高木剪定に併せて剪定予定路線の調査を行っています。
緊急時点検については、台風等の災害時に巡回を行っており、倒伏が発生した際の通行障害除去等の緊急対応なども行っています。
伊丹市の街路樹は、市民の皆様の善意によって支えられております。
・落ち葉の清掃、植栽ますの草抜きはご家庭の負担にならない程度でご協力ください。
・ご家庭の余剰水(お風呂の残り水等)を活用して夏場の水やりにご協力お願いします。
今後ともご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
伊丹市では、市内の街路樹路線の様々な問題点を解決するために、伊丹市街路樹管理計画を策定しました。(令和2年3月)
伊丹市では、本市が管理する道路のうち126路線で高木類が約5,600本、低木類が約23,000平方メートル植栽されています。最も多い高木はソメイヨシノ(サクラ)、次にケヤキ、クスノキと続き、高木の中でも、特に大きく成長しやすい樹種が多く植栽されています。
街路樹は、様々な機能を持っていますが、植栽されてから30~40年以上経過し大木化や老木化が進むことで、道路空間に様々な問題を及ぼしています。