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過去の市民講座

「はじめてのコンポストでプチ循環生活」

「持続可能な循環型の生き方」の講師 パーマカルチャー関西 代表 橋本憲一郎さん、講座内容のワンポイントをインタビュー形式でお話し伺いました。

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「摘み菜で楽しむおいしい時間~摘んだ野草がたちまちご馳走になる~」

摘み菜料理研究家 「摘み菜を伝える会」代表平谷けいこさんに、摘み菜料理について教えていただきました。摘み菜とは街の中でも、野山でも、身近に生えている食べられる草(菜)を摘んでいただくという、誰にでもできる楽しみです。この日は、よもぎご飯、鳥ハムドクダミ草添え、お味噌汁、野草茶、野草カナッペを調理しました。

(6月から7月が旬のクローバー(シロツメ草)のお料理)

クローバー模様のオムライス

材料(2人前)
クローバー 適宜(葉20枚程度・花 適宜)
卵 2個
ツナ缶 1缶
熱いごはん 1合
ピーナツ 適宜
オリーブ油 適宜
塩・こしょう 適宜
コンスターチ 適宜

1 クローバーは一人、5・6枚の葉を取り分け、残りの葉は刻む。
2 1をオリーブ油で炒め、花も加え軽く塩コショウをする。
3 熱いご飯に 2 、ツナ缶、粗切りのいったピーナツを加えて混ぜる。
4  きれいなフライパンにオリーブ油をひき、1で取り分けた葉を5・6枚散らす。
5  溶き卵にコーンスターチ、塩、コショウを混ぜ、4の上に静かに流す。
6  3のご飯をのせて包み、皿に返す。

クローバー模様のオムライス

平谷けいこさんからの一言

クローバーは身近なあちこちで目にすることができます。
花が咲き出せば旬です。みなさんも一度は摘んだことがあるのではないでしょうか?身近な植物ですが、食べられることを知っている人は意外に少ないかもしれません。機会を見つけて若い葉や花を少しいただきましょう。

「40代50代の心と体をセルメンテナンス~なんとな~く不調をうまく乗り越えよう~」

40代50代になると個人差はありますが、病院にいくまでの症状ではないけれど、なんとなく不調を感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、心や体の専門家にセルフメンテナンスの方法について学びました。

 

(2017年10月31日実施「東洋医学にきく、からだ元気になるツボ&食事」)

          講座講師 谷本篤志さん                                                           

講師:天津中医薬大学日本客員准教授 はり・きゅう 和み座 主宰 谷本篤志さん

女性は「7」の倍数、男性は「8」の倍数の年齢に体の変化が起こりやすいといわれています。2000 年以上前の東洋医学の書物に記載された考え方ですが、この"倍数"に差し掛かった時に自分を顧みることも大切だと考えます。
講座の中では体のツボやからだが元気になる食事について、学びました。
夏バテ防止や免疫が上がる「食」についても伺いました。

●生姜

生姜の効果は有名で、中国では紀元前500年頃には薬用に利用されていました。
生姜の効果、効能の中心となるのは、
・ 「ショウガオール」は血行を良くして体温を高め、血液サラサラにする効果
・「ジンゲロール」は 殺菌作用、免疫細胞を活性化、冷えを改善、吐き気や頭痛を抑える、老化を防ぐなど様々な働きを持っています。

【生姜を使った飲み物冷やし飴】
関西地方の伝統飲料の麦芽水飴(または米飴)を湯で溶き、生姜の搾り汁や卸し生姜を加えた飲料です。冷やして飲むと、キリッとしたショウガの爽やかさが清涼感を誘います。

●西瓜(スイカ)

スイカはなんと紀元前5,000年頃には栽培され、食べられていた果物のようです。
疲労回復と利尿作用がある カリウムが多く含まれています。
また、免疫活性作用があるβカロティン、活性酸素を減らすリコピンなどがあり様々な効果が期待できます。

【西瓜(スイカ)の果実を使った食養生 スイカ糖】
肩こり・腰痛・神経痛・生理痛などの改善に使えます。風邪の喉の痛み、たんのからみにも効果があります。スイカ糖を1日3回スプーン1~2杯ずつなめると、利尿作用効果で水毒が排泄されます。

【スイカ糖の作り方】

材料 スイカ・・・・ 1/4個

1 スイカの種を取り外皮以外の部分をざっくりと切り、ミキサーにかけます。
2 布でこした後、鍋に入れ、中火~弱火でコトコト煮詰めます。
3 ケチャップ~蜂蜜くらいの粘度になるくらいまで中火で煮詰める。
4 アクや赤い色素が浮いてきたら取り除くと透き通ったべっこう色になる。
5 熱いうちにビンに入れ、冷やして保存する。(保存容器は煮沸消毒しているもの)
6 冷めた後に、冷蔵庫で保存する。
※煮詰めていくと焦げ付きやすくなるので、ケチャップ状までいったらごく弱火に変える。

最期に谷本 先生からの一言

熱中症が起こりやすいのは、太陽が照りつける暑い日だけとは限りません。
梅雨の晴れ間や、梅雨明けは、暑さに慣れていないため上手く汗をかくことができず、熱中症が多く見られます。中国における食文化の一つに「薬食(やくしょく)同源(どうげん)」という言葉があります。季節の食材をうまく取り入れ、夏を乗り切ってください。

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