英語部門あやみです( ´ ▽ ` )ノ
よくあるご質問なので、ここでお話しさせていただきますm(_ _)m
タイトル通り
【英語開始の適正年齢】について。
私たちの考える適正年齢は低学年です。
興味を失ってしまうようなら、興味が出てきた時に改めて始めればいい。
でも、低学年(遅くとも英語が教科になる2年前)までには始めておくのが理想的です。
不安を煽るようですが、英語の土台がない子は、中学校で英語が始まった時に、土台のない子よりもはるかに大変な思いをすることになります。
(下方にその内容を記載)
乳幼児期からの英語が悪いと言っているわけではありません。
乳幼児期は、「とにかく楽しく音をそのまま再生する」ことが大切で、それを楽しい記憶として残すためには【笑顔のママの存在】が必要不可欠です。
押し付けるのではなく、一緒に楽しむことで、「英語は楽しい」というイメージは子供の中に残ります。
ただ、この時期に国語をないがしろにするのは
非常に危険です。
子供は周囲から聞こえた音を再生し、それに対する周りの反応をみて、言葉の意味を学び、習得していきます。
(時々、英語を話せることを周囲から「すごい」と言われて勘違いし、周りの大人を顎で使う残念な子もいますが・・・)
英語を母国語レベルで話せるママなら、英語で会話をし、感情を共有することで英語の芽を育ててあげることも可能だと思いますが、
日本で生きていく限り、国語は絶対必要です。
バイリンガルを含む
マルチリンガルの方々が非常に困ると訴えることの一つに、
「感情をうまく表現できない」というものがあります。
どちらの言葉も中途半端(私達からみれば達人レベルでも)なため、自分の中に湧いた複雑な感情を表す言葉が出てこず、薄っぺらい会話しかできないと。
国語は2760年以上の歴史の中で熟成されてきた奥深い言語です。
もちろん、日本の歴史や文化とも深く関わっています。
せっかく日本に生まれて(または日本で生きることを選んで)、誰でも学べば習得できる英語を母国語として選ぶなんて、もったいないと思いませんか?
・・・話が逸れました
・・・
乳幼児期に英語を始めるメリットは、英語の音を聞き取る耳ができることと、「英語は楽しい」という先入観、又は記憶を植え付けられることだと思います。
学校で教科として英語が始まってしまうと、
子供たちの理解に関係なく、カリキュラムに沿って一方的にどんどん授業が進みます。
そして、どれだけ覚えたかをテストされ、覚えていなければ×になる・・・
新しい言葉を興味の赴くままに、実体験と共に身に付けていくのって、本当はとても楽しいこと
だと思うのです。
それを、興味もないのに、周りのみんなと同じタイミングで覚えろと言われて、何が楽しいんですか?
それができるのは、自立への意識が芽生える中学生だからこそ。
「自分に必要だ」と理屈でわかるから、無理にでも覚えようとするのです。
(覚えようしない子は、これを理屈で理解できない、精神年齢の低い子です←覚えようとして覚えられない子とは全く違います)
これを小学5年生から導入するなんて、正気の沙汰と思えません。
5年生から教科化するなら、それまでに英語の土台を作っておくべきで、それは、決められたフレーズを決められた枠の中でロールプレイング的に練習することで作られるものではなく、遊びの中で育まれるべきものであると思います。
それゆえに、英語が教科になる2年以上前から英語に触れておくことはとても大切です。
教科としての英語が始まると、【英単語】【文字が表す音】【文構造】などを一気に習得することが求められます。
例えば、
キリン=ジラフと覚えるところから始まり、
ジラフはjirahuではなくgiraffeと綴るということを覚え、それと同時進行で、
英文そのものに加えて「主語」「人称代名詞」「be動詞」「一般動詞」などの
文法事項を覚える。
これ、一気にやれって言われて、消化できますか?
当たり前ですが、覚える単語は一つではありません。
でも、教科開始2年前から
、【学校のカリキュラム】という枠の外で英語に触れ、英語で楽しく遊んだり、英語の絵本で想像を膨らませたり、楽しみながらアルファベットに触れていれば、ある程度の単語は音から何のことかを判断することができます。
「好き」「欲しい」「~を見る」「~を食べる」「~ができる」などの簡単な英語表現であれば、国語を介さずに理解し、発することもできるようになっている場合が多い。
後は、I like giraffes.という文章の「好き(好む)」の部分を、例えば「捕まえる」とするために、I catch giraffes.とすればいいというルールを、子供自身が発見できるようになっていきます。
((複数の)キリンを捕まえるって、どんな状況やねん!っと突っ込めたらなお良し)
カタカナで表すように、音の通り書けばいい単語については、スペルを覚える必要もなくなります。
英語は国語と同じ、コミュニケーションツールです。
土台に豊かな蓄積があるからこそ、文法事項を学んだ時にしっくり理解できるのではないでしょうか。
以上、私達が「英語開始の適正年齢は低学年」だと考える理由でした。
ご参考までに・・・
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月曜国語 16:00の部(本校/小学生対象)
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土曜英語 10:00の部(駅前校/幼児さん対象)
※写真は、夏の東京出張の際に購入したお土産
「お祭り男 宮川大輔」はどの子も知ってるので、今はご褒美の飴を入れて利用してます