【夏期講習】
夏休みお預かり夏期講習も、残りわずかとなりました。
夏休みの宿題を指導すると、いかに問題を読まずに答えを出しているかがよくわかります
理屈も考えずに「割り算であまりが出たら1を足す」というパターンだけ覚えていたり、「〇〇ちゃんと◻︎◻︎くんで8個のアメを分けたら、一人いくつずつになりますか」という問題で、割る数が分からずに式がたてられなかったり、漢字は当て字だったり、、、
こうやって論理的に考えることなく、表面的にできる体で進んでいって、そのうち考えることを放棄するようになるのか、と、妙に納得してしまいました。
中学生で私たちがお手上げなのは、問題をちゃんと読んだり、少し考えたりするだけでわかるはずの間違いを指摘した時に「自力ではわかりませんでした」と言い放つ子です。
そういう子は、私たちの元に来たとしても、すぐに辞めて個別指導の教室へ移っていかれるケースが多いのですが、その理由を垣間見た気がします。
私たちは、同じ間違いをしないよう自己管理する術を伝えることで、子供たちの自立を支援しています。だから、わかるはずの問題を「自力ではわかりませんでした」などと丸投げするような中学生にはならないのです
素直な小学生なら表情に出るので、間違いを指摘した時に、本当にわからなかったのかどうかがすぐにわかります。
自力でなんとかなるものだった時は「てへっ。ちゃんと読んでなかった」などと言いながら反省してくれるので、徐々に間違いの理由を自分の中に見つけていけるようになっていきます。
考えればわかる問題を「わかりません」と丸投げしたところで、答えをもらえないのがわかっている子供たちは、自分のスキルを全て使って問題に取り組みます。
だから、指導をした時に理解にたどり着くのが速いのです。
先生に丸投げで「わからせてください」と指導を受けたところで、答えにたどり着くためのパターンという知識が増えるだけで、真の理解はできていないので、いつまでも先生に頼らなければ問題を解けません。
話が脱線しましたが、たかが夏休みの宿題であっても、当教室では、考えることなくあっさり終わらせるが出来ないので、脳は疲弊します。
そして、勉強で脳が疲れ切った後に出てくるテーブルゲーム
疲れていても、ゲームなら楽しく取り組めるのです
たとえそれが頭を使うものであっても
ということで、今年もたくさん遊びました
来年の夏期講習も
・名文素読
・映画鑑賞後作文
・入口ソロバン
・英語日記
・脳トレ
など、夏休みの宿題+@な企画を予定しています
考える勉強後のテーブルゲームは必須で
※ 写真は私の苦手な【ごきぶりポーカー】プレイ中の様子