今日は一粒万倍日

ドラゴン桜の放送が終わって２週間が過ぎました

最近の恋愛系のドラマには全く共感できない年齢になってしまったので、録画したドラゴン桜を繰り返し見ながら、桜木先生の言葉を復習しています

勉強に必要なのは素直さ(性格の良さ)
人の意見は、まず聞く
何を問われているかの根本を考える
(基本的に全部、ダディー先生が言ってることと同じ)

勉強は楽しいと感じることが、勉強を好きになる一番の近道です

大人の理屈で子供を丸め込み、押し付けの勉強を強制すれば、子供はできなかった時に自分を責め、自己否定に入ります

ドラゴン桜で最後に伸び悩んだのは、前倒しで勉強していたガリ勉、藤井くんでした。

前倒し教育は子供の頭を硬くします
他人に教え込まれた考え方では応用も効かない
だから、『自分には解ける！』という自信がなく、最後まで問題を解き切ることなくギブアップするのです

失敗を恐れない小１が粘って解いたパズル的な問題を、上級生が『自分には無理でした』とアッサリ諦める姿を見ると、情けないやら、可哀想やらで、複雑な気持ちになります

そういう子は大抵、小１が解いたのを見てから自分にも出来ることを理解し、すぐに『出来ました』と言って持ってきます

でも、それでは自己肯定感には繋がりません

格下の人間が解けたのを確認してからスマートに解いて、ドヤ顔で『出来ました』と言われても、そこに成長は望めないのです

当教室の算数部門で取り組んでいる【数の暗黙知(当教室では計算の反射神経と呼んでいます)】を鍛えるためのプリントや、思考力を磨くための問題集は、面倒臭がりな子や、教え込まれながら成長してきた子では、いずれ太刀打ちできなくなります

そこでもがいて、必死に答えに辿り着く泥くささがあれば見込みはあるのですが、スマートに答えに辿り着けないことで、『分からないのに答えを教えてもらえない』『言われた通りやってるのに怒られた』『一生懸命やってるのに、違うと言われた』などと言葉巧みに保護者の方に報告し、それを鵜呑みにしてしまう保護者様の場合、『しんどいなら辞める？』という提案をしてしまうのです

これが【逃げる子と逃がす親】の構図。

我が子は本当に、
自分の武器を全て使って問題に取り組んだのか
怠けてはいなかったか
「面倒くさい」と「難しい」を混同していないか
そこを振り返っていただきたいのです。

私たちが子供に行っている指導は、全て未来の子供たち自身のためのもの。
私たちの指導に疑問を感じられた時にご相談くださり、指導方針をご理解くださる保護者様の下であれば、子供たちの生活態度や学力は必ず向上します

私たちは勉強に真摯に取り組む姿勢を大切にしているだけで、学力レベルにあった指導を行うよう、常に努めています

自分でお金を稼げる、又は生み出せるような人間を育てるのが、私たちの使命

そして、その中から日本を支えるような、立派なリーダーが出てくることも期待しています



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