第四回の6/14は、参加者5名。
常連さんたちばかりなので、学習目標の立て方もおてのもの。
言われる前に取り組み始めていました^o^
途中気になったのは、小1さんの
【「足し算」をするための知識と問題読み取りの曖昧さ】 と、
【「前から◯番目」「右から◯人」などの表現理解の曖昧さ】。
この日は計算する時の言葉の確認に力を注ぎました。
6は、2 と □
この□に入る数字を8にしてしまう小1さん>_<
答え合わせをした時には、同様の問題を全て同じように間違えていたので
【問題を読まずに惰性で解いた】
と予測を立てたのですが、そうではありませんでした>_<
頭の回転がとても早い、賢い子なのですが、不思議なことに、おはじきを使えばわかることが、紙面になるとわからなくなるようでした。
何度も似たような問題を作り、一問は一緒に解いて、次は自力で、、、を繰り返しても結果は同じ。
しばらくしてポロっとその子が言った言葉で、原因がわかりました。
「私、足し算はわかるで。」
彼女の足し算のルールに則って、紙面の数字だけを追いかけていたんです。
これまで【6 と 2 は □】を、言葉に関係なく、数も頭に浮かんでいない状態で進めて来たのでしょう。
彼女の中では、
6 と 2 は □ も、
6 は 2 と □ も、
同じ
6 + 2 = □ なのです。
どのような原因で「左の数と真ん中の数を合わせれば、右の数になる」とインプットされてしまったのかはわかりませんが、賢くて素直な彼女は、そのルールに従って全ての問題を解き、その都度、「よくわかっている」と褒められてきたことが推測されます。
彼女のような賢くて素直な子は、それゆえに真に理解できていないことを見逃されがちです。
今回も、言葉の概念を理解してもらうために、おはじきを使って何度も◯Xクイズをしたのですが、おはじきがなくなった途端、考えるルートを絶たれてしまい、Xを連発していました。
最終的に「指でも目に見える何かでも、使える物は全部使っていいよ^o^」と伝えてみると、指を使った途端に「あ!」と気付き、それ以降のクイズでは◯が増えていきました。
が、これもまだ定着には至っていません。
次回までに彼女がどのようにこのモヤモヤを解決するのか、とても楽しみです^_^
ちなみに、言葉の意味を理解せず、数が頭に浮かんでもいない状態で問題を解き、適当な答え合わせで表面上「わかっている」と判断され続けた子どもたちは、新しい単元毎に躓き、5年生で出てくる【平均】で完全に迷子になってしまいます>_<
そうならないために、おうちではことある毎にクイズに挑戦させてあげてくださいね^o^
「トマトが12個あるよ。一人いくつずつ食べられるかな?」といった具合です。
注意点は、「絶対に怒らないこと」
ご家庭でのクイズが難しい場合は、当教室にご相談くださいね^o^
、、、話が逸れてしまいましたが、この日の学習倶楽部、クイズに時間をかけすぎたため、ゲームの時間が少し短くなってしまいました>_<
写真も撮り忘れ>_<
次回はしっかりゲームの時間を確保します!!!