英語部門あやみです。
最近英語部門には、火曜と木曜に某塾で指導経験のあるミチ先生が来てくださってます。
BBカードで育ってきた子と、中学生から英語を始めた子では、指導方法が全く異なるため、とても助かっています。
ミチ先生はご自身が丁寧に指導してもらったことで英語がわかるようになり、大好きになったという経験から、どんな子にも丁寧に指導してくださるため、「懇切丁寧な指導が子どもの力を殺す」と考えている私の乱暴な指導ではしんどそうだった子も、「わかりやすい」と言って表情が明るくなってきました^o^
私にはできない指導を柔らかく進めてくださるミチ先生に感謝m(_ _)m
私はというと、BBカードで6年間やってきた新中一に驚愕のミスをする子(以降Aちゃんと呼びます)が出てきたので、興味深く観察させていただいてます^_^
Aちゃんが文法的なことを理解していないだろうことは予測済み。
なので、ここからはBBカードで蓄積してきた文章と文法事項をリンクさせていきます。
中学英語をすんなり理解できるかどうかは、小学生の間、いかに「なぜ?」という疑問を持って取り組むかが大切なのですが、ここをうまく育ててあげられない場合が、もちろんあります。
そのうちの一人がAちゃんなわけですが、ここで「なんっにもわかってない!!!」と言ってしまうと、彼女はきっと自分を否定してしまうでしょう。
(子どもは怒られた時に自分に非があると考えてしまうものなので、「あの教室が悪かった」とはならないんですよね>_<)
そうではないんです。疑問がない分すんなり染み込んでいる正しい英文を、Aちゃんが自分で文法と結びつけることができれば、それだけで大きな力になるんです。
自分の中に蓄積された正しい英文の存在に気付き、そこに文法がしっかり当てはまっていることを実感すれば、これまでやってきたBBカードのレッスンが大きく生きてきます。
、、、が、この事を知らないでいると、「何年も通わせたのに、何もわかってなかった」という評価が下ってしまい、結果、「英語なんてやらせても無駄」になるんですよね>_<
実際、「子ども英語の先生が子どもの英語力を奪っている」と、知り合いの塾講師の方に強く言われたことがあります。
英文の蓄積でなく、表面的な会話練習しかしない英会話教室は、そうなのかもしれません。余談ですが、私にはそんな英会話教室で勤めた過去があります。子どもたちを「生徒」ではなく、「ネイティブスピーカーとしてのアイデンティティーに寄ってくる客」としてしかみていない先生に激しい疑問が湧き、辞めたのですが。
今回のAちゃんにどれだけの時間がかかるかはわかりませんが、引き続き、BBカードにリンクする指導を進めていきます。
個人的には、小学校卒業とともに退会された、Aちゃんと同じく疑問を持たずに進んできた新中一生約3名が心配です。
(考えて進んできた子は大丈夫です)
どうか心無い大人に否定されていませんように。
*写真は、チェックテストの結果が良かった中二生へのご褒美ゲーム後。
ハングマン、子どもたちは大好きです^o^
スペルの仕組みに気付かせたり、単語理解の度合いを測ったりするというこちらの意図に気付かずに、何度も遊んでくれます^_^