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真実はどうなの?シリーズ お仏壇の扉の話 パート 2

さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場



数日前に朝夕にお仏壇の扉を開け閉めするかの話を書きましたが

今回はご家庭でご不幸があった時の話です。



最近では病院で最期を迎える事が多く、

寝台車で自宅へ連れて帰った時

自宅は掃除や家具の整理をしたり

神棚のお供えを下げて半紙で封じたり

てんやわんやになっている事があります。




その時によく聞かれるのですが

仏壇の扉を開けておくのか閉めるのか。




伊丹市全体で見てみると

「閉める」と言う意見の方が多いようです。




そして、本当はどうかと言うと、



空けておくべきだと言う意見が多いようです。




ここで、大きな勘違いを耳にします。

「仏さんが穢れ無いように仏壇を閉める」

と言う意見です。

しかし、残念ながらこれは大間違いです。



そもそも仏教には死に対して「穢れ」と言う概念はありません。

仏教における「死」とは「生老病死」という四苦の中の一つの現象でしかないのです。

「死」と言うのは受け入れるものなのです。




「穢れ」と言うのは神道の発想。

神道では「不浄」と言う考えがあり

喪中の人、生理中の人、妊婦さんなどがそれにあたり、

その方々はお参りができないとか鳥居をくぐれない

と言う話になって来るのです。




しかし、仏教においては「不浄」概念はありません。




例えば浄土系の宗派では

家族が亡くなった時こそ阿弥陀如来さんへの帰依する心が必要になるのです。




亡くなった方の枕元でお勤めを戴く「枕経」と言う作法がありますが

これも厳格な住職さんなら故人に向けてではなく仏壇(阿弥陀様)に向かって唱えます。




また、お寺の住職さんやその家族が亡くなった時も

本堂の障子は閉めないですね。



浄土系のお寺さんがお寺の事を

「聞法道場」と言うようにお寺は仏縁に出会わさせて戴く所

通夜、葬儀は聞法の場、仏縁に出会わさせて戴く大切な時。

そう言う意味でそんな時こそ阿弥陀様が必要になります




しかし、禅宗の場合は

「参禅道場」等と言うように「修行道場」として捉え

本来はお葬式を執り行う場ではないと言われます。



また、民間信仰の一つで

亡くなった方は49日間かけ修行の道を歩んでいて、仏さんになっていない。

49日が過ぎてお浄土に辿り着いてからご先祖様に仲間入りし、

その時に始めてお仏壇を開ける

と言う話もご年配の方からお聞きし事もあります。



さあそれでは、はたしてどうすべきなのか?



それは貴方がどう思うかです。

郷に入れば郷に従えと思うなら

近所や親戚の年配者の意見に従うのか良いでしょう。

ただ、その年配者の皆さんも素人さんなので

本当の意見を知りたいのなら、

菩提寺さんにお聞きして見るのが良いでしょう。




ただ、私も多くの住職さんにお聞きしていますが

「どっちでも良いんですけどね...」

と言われる事もちょくちょく有ります。




いわゆる中庸の精神ですか?



最期までお読み戴き恐縮です。

どうぞ、ご参考までに。
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基本情報

名称さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場
フリガナサクラホール ハヤミソウサイグループカゾクソウセンヨウシキジョウ
住所664-0024 伊丹市松ヶ丘1-197-2
アクセス伊丹市バス中野大橋バス停より徒歩1分
昆陽池公園北側、中野大橋より西へ100m
電話番号0120-791-042
メールアドレスsakura@hayamisousai.co.jp
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