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最近流行りの家族葬の話し。。。出来る場合と出来ない場合、そうなってしまう場合。

さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場



友達のお爺さんのお通夜に弔問に行こうと

先程数日ぶりに一台の会社の車に乗った。

「今夜は冷えるな~」と思っていたら

クーラーが付いていました。

おつかれさまです、速水です。




昼夜の寒暖の差が激しいこの時期

体調管理にはお気を付け下さい。




さて、題名の家族葬の話しですが。

今回は「家族葬を出来る人」と

「家族葬を出来ない人」

更には「家族葬になってしまう人」の

3つのケースをお話しします。




お葬式をする際、家族葬を選択すると

「参りたい」と言う人を断る必要があるので

割り切る勇気が少し必要です。





生前に「自分の葬式は家族葬でええ」

「なんなら葬式もせんでええ」

酷い時には「坊さんも呼ばんでええし墓も要らん」

とまで仰って逝かれる方が少なからず居られます




逝く人はそれで良いんですよね。

「後は野となれ山となれ」でしょう。




困るのは残されたご遺族様。

家族それぞれが色んな関係の中で暮らしているのに、

それを「誰も呼ぶな」と言われてしまうんですもの。




最近になって「家族葬」が

社会的に認められて来た背景もあり

かなりの勢いで家族葬も増えて来ています。




そもそも、

家族葬だからと弔問や会葬を遠慮できる間柄なら

家族葬じゃなくてもお参りには行くべきでは無いと思うのですが

大手会社員のサラリーマン文化、上下社会で

暮らしている人だと、そうはいかないのかもしれませんね。




最近つくづく思うのですが

サラリーマン文化による生活エリアの広域化が

日本のお葬式をへんてこりんにしてしまった。

また、それに乗じてお葬式屋さんがやり過ぎた。




今葬儀自体が小規模化しているのは

「葬儀文化」が昔戻りしているだけではないでしょうか?




少し前にも書きましたが

その昔、高度経済成長に突入する前の日本人の多くは

地域に根ざして暮らしていたと聞きます。

土を触る人。そこで暮らす人を相手に商いをする人。




そんな時代だとお葬式も地域の祭事になり

個人や遺族と直接かかわり合って共に暮らしていた

地域の人達でお葬式を営んでいた事は容易に想像できますね。




それがお勤め文化によって働く人々の生活圏が広域化される事により

お葬儀の際、家族や地域の人達が知らない

会社関係などの人々が広いエリアから参列に来る。




そこで迎えた超高齢化社会。

亡くなる人が90歳を超え、喪主を務める長男でさえ

現役を退いて何年も経ったようなお葬式だと

故人様の関係も喪主様の関係も

外からは殆ど誰も来なくなる。




これが今時の普通のお勤めの方のお葬式。




呼ぶ相手が居ないんだから

わざわざ「家族葬」にしなくても

家族葬になってしまうんですね。




ちなみに、

家族葬とひとことで言っても

家族以外に親戚さんは来るし

ご近所さんも来る事も多々あります。




そんな中でも故人様のご兄弟などは

先に旅立たれた後が多いし

ご健在だとしても葬儀に来れる健康状態に無い方も多く居られます。

ましてや「少子化」

団塊の世代の皆様だと8人とか10人兄弟も有るんでしょうか

その次の世代だとご存知の通りです。

昔みたいに数えきれない程の孫や曾孫で

お送りするお葬式もかなり減っています。

お葬式が小規模化してしまうはずですよね。




今お話ししたのが

「放っておいても家族葬になってしまう場合」




それでは

家族葬が出来る場合と出来ない場合の違いは

やはり故人様や遺族様の社会的貢献度でしょうか。



会社員として人生を全うした父を

普通の会社員として暮らしているご長男様が

「会社の人まで呼ぶと大変な事になるから」

と残された母をいたわる理由で家族葬にするケースもあります。

また、現役で働いている人が亡くなった場合でも

残された奥様は大変なので家族葬にする場合も有ります。

この場合は残された奥様が亡くなったご主人の交友関係を

引き継ぐ必要がない時に限られますが

今の会社勤めの方々の殆どがこれに相当すると思います。




上で書いた様に社会的に家族葬も認知され

会社関係も「家族葬なら」と

そっとしておいてくれる様になりました。

この場合が「家族葬ができる」話しですね。




逆に「家族葬が出来ない場合」ですが

まず、零細企業や商店主などの商売人さん達。




特に地域で商いを営んでいる場合は

その地域を閉ざしてお葬式をするのは難しいですね。




家族経営だとお勤めの方と違い亡くなったご主人の人的財産を

そのまま引き継ぐ必要が有る場合が多いですね。

例えば家族で営むパン屋さんでも

町の工場でも、私の様なお葬式屋さんでも。。。




時々記事に出て来る中小企業家同友会という

経営者(社長)の学校みたいな団体で

沢山の経営者さんと話しをしますが

その中でも「親の葬式は家族葬でするから速水君頼んだで」と

仰って下さる人が結構居られます。




その度に

「会葬者は故人の関係じゃなくて

送る側のあんたにお悔やみを言いに来るんですよ」

「親父の事は誰も知らんからって言っても

あんた自身の関係がどれだけ来ると思ってるんですか!」



丁重にお断りさせて頂いています。




これが「家族葬が出来ない場合」ですね。




「現役を退いて何年も経つが

市議会議員を長く務めた父の志を継いで

今は息子が議員で頑張っている」

そんな場合も勿論無理でしょう。




それでも無理でも「家族葬」を選ばれる方が居ます。




その殆どでご遺族の方が後で色んな人にお叱りをお受けになっておられるとよく耳にします。



3月の震災以降「地域の人間関係」が

改めて見直される様になりました。




如何でしょうか?

お義理で来る人は要らないでしょうが



故人を偲び、

あるいは貴方にお悔やみを言いに来ようと思っておられる人まで

排除してしまって良いのでしょうか?




実際、

無理だろうな?と思いながらも「家族葬」で以来を受け

蓋を開けたら大勢の会葬者が来られて

ご家族様も大変な思いをしたこともあります。





うちの会社的には家族葬が増えると非常に助かるんですが

見回してみて下さい、

世の中と関係せずに暮らす事なんて出来ないと思います。


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基本情報

名称さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場
フリガナサクラホール ハヤミソウサイグループカゾクソウセンヨウシキジョウ
住所664-0024 伊丹市松ヶ丘1-197-2
アクセス伊丹市バス中野大橋バス停より徒歩1分
昆陽池公園北側、中野大橋より西へ100m
電話番号0120-791-042
メールアドレスsakura@hayamisousai.co.jp
営業時間
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開業日1985年3月
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