報恩講と松下幸之助
さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場
数日前の事ですが近所のお寺へ報恩講に行って来ました。
自分ちの菩提寺さんじゃなくて師と仰ぐ僧侶のお寺。
遍照寺さんです。
我が家的には真宗大谷派なんですが
ここは浄土真宗本願寺派。
今は病床に伏していますが
ここの住職さんにこどもの名前を付けてもらいました。
さて、そんな報恩講ですが
正信念仏偈をみんなで読経した後
布教師さんの法話を聴かせて頂きます。
今日の布教師さんは藤原さん
(下の名前忘れましたf^^;)。
法話の中からお話しをふたつ、
まずひとつは
阿弥陀経の中に出て来る6匹の鳥の話し
お経の中ではお浄土には6匹の鳥が居るとあります
引用すると
「「彼國常有.種種奇妙.雜色之鳥.
白鵠孔雀.鸚鵡舍利.迦陵頻伽.共命之鳥」」
白鵠=白鳥みたいな鳥
孔雀=くじゃく
鸚鵡=オウム
舍利=九官鳥みたいな鳥
迦陵頻伽=雀とかカッコウの様な鳥
共命之鳥=この中で唯一架空の鳥
と名前が並んでいるんですが
その中で最後に出て来る「共命之鳥」。
なんと頭がふたつある鳥です。
架空の鳥ですね。
この鳥と松下幸之助さんの「ライバルは身近に置け」の言葉と重ねる。
ソニーと切磋琢磨して共に成長し
両社ともが世界企業になった。
松下さんがある時ダイエーの中内さんに
「覇道より王道を行くべきだ」と話したと言う。
ダイエイは一人勝ちを目指して
日本一になった結果衰退した。
実際はそんな単純な話しではないでしょうか
教団も企業も気に入らない相手とぶつかっていては
成長も存続も出来ない。
共命之鳥も二つある頭の内
どちらを切っても自分の命取りになる。
共栄共存の道を選ぶべき時も有るんですね。
もうひとつの話しが
一向一揆で解る様に時の体制に不満を持つ民衆が真宗に改宗する事により
武力を伴った大きな集団になっていた浄土真宗十一代門主顕如さんの頃
織田信長に弾圧され石山本願寺(今の大阪城)を追われた後
豊臣秀吉によって京都堀川に寺領を持って保護され
京都に本願寺(今の西)を構える。
しかし本願寺勢力を恐れた徳川家康によって
顕如さんのこどもの教如さんに本願寺の東側に寺領を与え
東本願寺として分派させた。
その後色々有ったんでしょうね、別れに別れて今では
10派の新宗教団となって全国で親鸞さんの教えを守っている。
これ、普通に考えたらお家騒動だの権力闘争だの
宗教としては残念な捉え方をしてしまうんですが
この日の布教師、藤原さんが
尼崎は安養寺の足利住職と話した時に返って来た話し。
秀吉が倒れたら東本願寺が残り
家康が倒れたら西本願寺が残る。
もし分派していない状態で家康が倒れたら
信長に追われた時の様に本願寺自体の存続が危ぶまれていた、
京都や東京が安泰なら良いけどそのどちらかが、
あるいはそのどちらもが安泰じゃなくなり
本願寺の東も西も倒れたとしても
別れたどこかの派が親鸞の教えを繋ぎ続けてくれる。
10派有ると歴史に見られる様に政治に弾圧されても
どこかの派が生き残って親鸞さんの教えを繋ぐ事が出来る。
10派有る事を利と考える事。
ひとつの物事に対しても
捉え方の違い、解釈の違いによって
善くも悪くも言えるんですね。
今年も良いお話を聴けました。
南無阿弥陀部、南無阿弥陀部、合掌。。。。
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基本情報
名称 | さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場 |
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フリガナ | サクラホール ハヤミソウサイグループカゾクソウセンヨウシキジョウ |
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住所 | 664-0024 伊丹市松ヶ丘1-197-2 |
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アクセス | 伊丹市バス中野大橋バス停より徒歩1分 昆陽池公園北側、中野大橋より西へ100m |
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電話番号 | 0120-791-042 |
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メールアドレス | sakura@hayamisousai.co.jp |
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駐車場 | あり |
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開業日 | 1985年3月 |
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