生活支援課では、生活保護に関する相談業務を実施しています。
私たちの一生の間には、病気やケガや高齢等のために働けなくなったり、働いても収入が少なかったりして生活に困ることがあります。生活保護はこのような状況にある世帯に対して、経済的な援助を行いながら生活を保障し、ふたたび自分たちの力で生活できるようになるまでの間支援する制度です
実際、生活保護ケースワーカーとして仕事をするとはどういうことなのか。
現在、会計年度任用職員としてケースワーカー業務に携わっていただいている、HさんとMさんにお話を聞いてみました。
(Hさん)
生活保護ケースワーカーのイメージはなんとなく持っていましたが、具体的な業務内容までは知りませんでした。
(Mさん)
生活困窮者支援の仕事に関心がありましたが、制度の知識がほとんどなく、自分に務まるのか、精神的にしんどくないのか不安でした。
(Hさん・Mさん)
ケースワーカーとして、家庭訪問や、窓口・電話対応を行い、各世帯の課題やニーズを把握します。その上で、助言をしたり、関係機関や福祉サービスなどと連携を図ることにより世帯の自立を促す。年金や就労による収入を認定する等、事務処理業務の遂行もケースワーカーには求められています
ケースワーカーは乳幼児から高齢者まで接する機会があり、学校や病院、高齢者施設、ケアマネジャーなど、全ての福祉に関わる機関と連携するため、福祉のことを多く学べ、とても勉強になっています。困難な事例に当たることもありますが、関係機関等と協力し、自分が担当する方の笑顔を見ることができた時は何よりもうれしく感じます。
(Hさん)
職場は困難な業務も多いですが、先輩や上司がフォローしてくれ、職員も多いので相談しながら仕事を行うことが出来るので働きやすいです。繁忙期や、緊急的な対応がある時は残業することもありますが、基本的には定時退庁ができ、休暇制度も充実しているため、プライベートな時間もきちんと過ごせるのが魅力だと思います。
(Mさん)
親切な人が多く、職場全体の雰囲気がとても良いです。仕事は覚えることが多くて大変ですが、知識のない自分にも一から教えてくれ、不安も吹き飛びました。「最初から分かる人はいない」「なんでも聞いて」と、制度や法律を理解できるまで時間をかけて教えてもらえました。困ったことがあってもすぐ周りに相談できるので、一人で抱えこむことはありません。上司や先輩方の知識が豊富で頼りになり、仕事に関する姿勢を見ていると自分も励みになります。
伊丹市役所における生活保護ケースワーカーの仕事に興味のある方について
随時、職場見学や、現役職員との相談会など実施しています。
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人事課 電話番号 784-8016
健康福祉部生活支援室生活支援課
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