昆陽池公園の「野鳥の島」で、カワウによって枯れてしまった樹林の再生(森づくり)を行っています。また、池周辺の樹林帯などで、里山景観の創出に取り組んでいます。
活動は月2回程度、昆陽池公園を中心に行っています。
昆陽池に浮かぶ「野鳥の島」では、増えすぎたカワウによって多くの木が枯れてしまいました。森を再生するために、苗木を植えて育てています。
野鳥の島に営巣するカワウ
多くの木が枯れた野鳥の島に、苗木を植えました
草ぬきや間伐などの手入れをします
成長した苗木が若い森を形成しました
地域産苗木とは、伊丹に残る古木や周辺の山々から樹木の種子を採取し、育成したものです。地域産苗木を植えることは、郷土の遺伝子を持った、豊かな自然を残すことにつながります。
森部会では、昆陽南公園の一角でエドヒガンなどの地域産苗木を育てており、森づくりや里山景観づくりに活用しています。
地域産苗木を育成中
大きくなった苗木は、昆陽池公園などに植えています
2015年頃より、野鳥の島に外来植物「アレチウリ」が繁茂するようになりました。アレチウリは生長が非常に速く、放っておくと辺りを覆いつくしてしまい、他の植物が育たなくなってしまいます。
現在は、次々に生えてくるアレチウリを1本ずつ抜き取ることで対策を行っています。
アレチウリの群落
アレチウリを根から引き抜きます
この活動には、住友電気工業株式会社伊丹製作所のご参加およびご協力をいただいています。
また、2022年度から「TOYOTIREグループ環境保護基金」よりご支援をいただいております。
都市交通部みどり公園室みどり自然課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
電話番号072-780-3521 ファクス072-780-3531