英語部門あやみです( ´ ▽ ` )ノ
先日の幼児レッスンで興味深い出来事があり、幼児期の大切さを再確認したのでご報告です^_^
その日もいつも通り、みんなでワイワイ言いながらレッスンを進めていたのですが、毎回取り組んでいる
『テキストの中の指定されたアルファベットを見つける』
という作業中、いつもはよくできる年中さんが大泣き>_<
原因は、他の子がどんどん見つけるアルファベットを見つけられなかったことでした。
負けず嫌いだという彼女は、いつも【出来る】立場でレッスンを受けているので、他の子よりも出来ないことが処理できなかったのでしょう。
グループのメンバーは、突然の大泣きに、もちろんビックリ。
でも、私は放置しました。(いつも通り)
彼女の大泣きの原因が彼女自身の自分に対する苛立ちからきてるのだから、彼女自身がそれを解決しなければ成長はないと思ったからです。
ここでよくみるのが、『正義』を振りかざす子供たちによる、泣いてる子を庇うという構図。
でも、普段のレッスンから私の指導を理解している子供たちは、大泣きしている彼女を一度は気遣ったものの、私の「彼女は大丈夫」という一言で、瞬時に見守りモードに入りました。
きっと自分にも経験があるのでしょう。泣いてる彼女を変に慰めたり励ましたりせずに、自分のやるべきことをしていました。
彼女が自力で泣き止み、輪に戻ってきた時も、メンバーは何事もなかったように受け入れてました。
もちろん私も。
最終的に彼女はしっかりGoodbye Songを歌って、帰っていきました( ´ ▽ ` )ノ
幼児期から『泣いてる子には優しくしなさい』という、妙なお約束を押し付けられた子は、泣いてる子が最大の弱者だと認識し、「優しくすると褒められるから、優しくする」という、曲がった精神で正義を語り出すような気がします。
また、泣けば全て思い通りになる環境で育った子は、泣いて全てを解決するようになるでしょう。
小学生になると、「泣いてる子最強」理論がどんどん成立します。
今回のような経験を、周りの目をさほど意識しない幼児期にしておくことが大切です。
『子供を泣かせないように扱うべき』(泣くまで追い詰めるな、的な)が、実は子供たちの成長を大きく妨げているのではないでしょうか。
※ 写真は、2/19のITAMi HANDMADE PARTY の教室紹介用画像。