英語部門あやみです♪
昨日は親子グループさんのイースター活動最終日。
ここに、7年前の教え子、りいたそ(平藤李子)ちゃんが手伝いに来てくれました
彼女のすごいところは、全てのことを積極的にやってみること
2年前からは想像もできなかったのですが、なんと今は
東京でモデルとして活動しているそうです
POPTEENの読者モデルもやってるそうですよ
要チェックです
せっかく来てもらったので、今回も絵本の読み聞かせをお願いしました
(2年前に英語絵本の読み聞かせをしてもらった時の記事は
コチラ)
さて、
イースターといえばエッグハント
そのエッグハント中に、こんな光景がいくつかありました
隠されたタマゴを探す作業中にお母様が、「『サガス』って何かわかってないんじゃないかな」と言って、子供たちに、「『サガス』ってわかる?いろんなもの持ち上げたり覗いたりすることよ。『モチアゲル』ってわかる?こういう物をこうやって持って上げることよ。持ち上げて覗いてごらん。『ノゾク』ってわかる?・・・」と、説明を始めるのです。
これが、
考えられない子を作る方法ってやつではないでしょうか
ここで気をつけたいのは、
教えるという行為に悪気がないということです。
わかりやすく伝えてあげたい、という気持ちから、一つ一つの言葉を、大人基準でかいつまんで説明されていったのだと思います。
ただ、わからせるための説明をするよりは、一緒にタマゴを探して、見つけて
、「やったー!!!見つかったね!探せたね!」と喜びを共有する方がよっぽど子供たちの記憶に残ると思うんです。
『サガス』は子供にとって初めての言葉かもしれませんが、ママと一緒に経験して、自分でも言葉を使ってみて、徐々に『探す』という意味につながっていくものです。
例えば、バラバラに置かれた積み木を目の前にして、「お母さん、つみきをサガシテ」と言った我が子の言葉を受けて、たくさんある積み木の一部がなくなったと思い込んだお母さんが部屋の隅々を探すとしましょう。
きっと我が子にも、「何色の積み木がなくなったの?」とか、「どこにやったか覚えてないの?○○ちゃんも探してよ」と言うでしょう。
子供はお母さんがやってることを真似して、一生懸命『サガス』と思います。
しばらくして、積み木の数を数えて、お母さんは気付きます。そこに全ての積み木があることを。
この場合、子供が『サガス』という言葉で意図していたのは『見る』ことだったりするわけですが、お母さんが必死に探す姿を見て、「サガス」は「見る」とは違うということ、探すとはどういう作業なのかを、子供は知るわけです。
そうやって、
一つの言葉からいろんなことを想像して、言ってみて、やってみて、失敗して、言葉って育つものじゃないでしょうか。
子供は機械じゃありません。
自分で考える力を持った、高性能で優秀な生き物なんです。
一つ一つの言葉を『入力』して、それに付随する意味を説明しても、経験のないものを理解することは不可能です。
逆に、経験すれば、「この場合はこうした方がいいのかな」と、発展させて考えることができます。
経験に沿って、こういうことじゃないかな、、、と、想像を巡らせることもできます。
素晴らしくないですか?
入力したことだけをできたとしても、それはもう人間じゃないです。
入力されたことをこなす時の正確性や、それを記憶する容量は、圧倒的にコンピューターの方が上だし。
一生懸命教え込んでも、コンピューターには勝てません。
それよりも、いろんなことを一緒に経験して、一緒に笑って過ごすことの方が、子供の脳や心を大きく育てるものです。
そして、そうやって子供の脳や心を育てることができるのは、『お母さん』をおいて他にないそうです(「花まる学習会』代表の高濱正伸先生の講演会より:後日レポートをアップします♪)
つまり、他人の私がどれだけ愛情を持って接しても、9才までは、お母さんの一言に全く及ばないわけです
ということで、親子英語サークルでは、お母様のご協力が何より大切です。
ご協力というのは、
言い聞かせることではなく、実際にご自身が動いて、子供たちにお手本を見せることです。
羞恥心を捨てて、やってみませんか?
結構楽しいですよ
ということで、親子英語サークル、新年度メンバー募集中です
※写真は、モデルのりいたそ(平藤李子)ちゃんが読み聞かせをしているところ